西東京市の住宅街にある農園で、畑を楽しく使って、事業やプロジェクトをしたい人を募集します。R不動産でこれから取り組んでいく、郊外の農地を地域の魅力に変えていく事業の第一歩。いっしょに面白い使い方を見つけましょう。
東京には、畑などの農地がたくさんあります。そこには大きな可能性があるのに、それを生かせていないのはもったいない。
だから農地を楽しく使って、事業や活動をする人を募集します。
例えば、野菜を育てて料理に使ったり、製品に加工したり、というシンプルな使い方もできるし、福祉や健康系の事業のフィールドとして使ったり、はたまたテックっぽい感じとか、子育て系の事業で使ったり。
郊外や近郊の農地を地域の資源として生かすことは、僕らR不動産がこれから取り組んでいく大きなテーマ。
そして社会にとっても、みんなの暮らしを豊かにするうえでも、大事な要素になるはずです。
その第一歩になる場所を用意したので、いっしょに楽しみながら、これからの農地の使い方を見つけましょう。
いろいろな人たちが集まって、畑の使い方を考える作戦会議を始めています東京の農地を地域の魅力に
住宅街のまわりに農地が残る風景。それを身近な記憶として持っている人は、多いと思います。電車の窓から眺めても、よく見ればたくさんの農地があります。
そんな郊外や近郊にある農地の特徴として、可能性を一番感じるのは、家からも都心からも身近な距離にあること。
だからいろんな人が関わりやすいし、いろんな使い方ができる。
……と思っても、実際にはそうなっていません。近所の畑に自分が関われそうだと思う人は、ほとんどいないでしょう。
でも本当は、農に関わる人が増えることや、農地が地域の資源として使われること、地域の魅力になることは、農家にとってもメリットが多いのです。
なのに、そうなっていないのはもったいないし、ほとんどの農家がそれに気付いていない、というのも現状です。
そんな話をここでも説明しているので、気になる方は読んでみてください。
都市型農家が描く自分ごとタウン|みんデベ
いろんな人を呼び込める環境
今回の対象になる農園は、西東京市にあります。
最寄りの西武柳沢駅(西武新宿線)からは、歩いて11分ぐらい。吉祥寺駅や三鷹駅からもバスが出ています。
都心からのアクセスが悪くないので、都心の会社が事業や福利厚生に使うのもイメージできそう。
ここで採れた野菜は、ほとんどが農園の直売所で買われていて、日によっては行列ができるほどの人気。だから地域に農園のファンがいるし、周辺には郊外らしいコミュニティや地域の活動もあります。
そういう人たちや子どもたちを巻き込むような、野菜や果物の生産・加工、健康や福祉にまつわる事業、教育や体験のプログラムなどは、すぐにでもできそう。
都心や吉祥寺の人たちを集めるような、食の事業や、体験・余暇・遊びのプログラム提供もありそうだし、ガッツリ社会課題解決系の事業で使うのも良さそうです。
奥の建物を使うと、畑の使い方の幅がグッと広がりそう農を楽しみながら暮らす人が集まる地域に
立地だけじゃなく、畑に面した建物の空き部屋や、倉庫など、すぐに使える空間があるのも、可能性のひとつ。
畑の隣で加工したり、休憩したり、販売したり。農園にはトレーラーハウスがあるので、販売やイベントに使うこともできます。
さらに、すぐ近くで新しい住宅地のプロジェクトも始まる予定。
柳沢プロジェクト
農が身近にある暮らしや、緑に囲まれて過ごす日常、顔の見える関係の中で子育てできることなどに共感してくれる人たちが集まる、まとまったサイズの住宅地をつくっていきます。
そこに住む人たちも巻き込めば、さらに楽しい世界が描けると思います。
新しい住宅地のプロジェクトが始まります(柳沢プロジェクト)僕らがイメージしている世界、少し伝わりましたか?
実は今回の農園だけじゃなく、郊外には無数の農地があります。でも残念なことに、それはどんどん減っているし、地域の魅力になっているとはいいづらい状態にある農地が大半です。
それは本当にもったいないことだけれど、これから郊外の農地を地域の資源として生かしていけるなら、そこにはすごく大きな可能性があると思っています。
今回の募集で、そういう目線を共有して、郊外を面白くしていくパートナーに出会えたら、という気持ちも強く持っています。
畑を中心に、いろいろな活動が起こる場所にしたいいっしょに考えていきましょう
今回は、畑を使って農園と共同で事業やプロジェクトをする事業者や団体、人の募集です。
やりたい内容によって、枠組みや関係のつくり方、関わり方などは柔軟に話し合っていくイメージなので、まずは見に来て、どんなことができるか考えてもらえたらうれしいです。
いっしょに想像を膨らませましょう。
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イラスト:小泉由美、Taku Bannai