column
2009.1.15
街を楽しくする

倉庫→ギャラリーが「秋葉原」にオープン。

荒川公良(R不動産toolbox)
 

これまでCETエリア馬喰町を中心に集まっていたギャラリーが秋葉原まで拡大中です。秋葉原と言っても電気街側ではなく、若干の下町臭がする裏側。馬喰町からも歩いても行ける距離です。

そんな場所にオープンしたギャラリーコエグジストは、「アートを通して地球を考える」をテーマに、 環境アートを発信するギャラリー。企画展や海外との提携を主軸に、様々なジャンルのアートがこれから紹介されていきます。

一見、ギャラリーを想像しにくい街並。(※)

右下の正方形は炭アーティストKOHEIさんの作品。(※)

空間は館名である「共存」をコンセプトに、外壁や天井、ベニアの壁といった元の倉庫の要素をそのままに、ギャラリーとしての白い箱が古さの中に同居するという形。そのため、倉庫ならではのドカンと広い天井高4.6mというゆとりが生かされています。ミニマルな空間の中に、味わいある古さが見え隠れするところも、なんだか親しみ深い。

左の黒い扉がエントランス。重厚です。(※)

左の壁は可動式。一室としても使えます。(※)

ドーンっと大空間。(※)

下の写真は、改築前。この高速物流時代をささえてきた機能的大空間です。そう思うと、もともとあった「富岳通運」の看板にさえ愛着が湧いちゃうのは、僕だけでしょうか。これがギャラリーになるかと思うと、このレトロな看板もなんだかアートに見えてきませんか。

で、ギャラリーコエグジストさんのオープニングレセプションが 昨年末の12/23にあったので早速行ってきました。

ギャラリーのディレクターであり、自身もアーティストであるKOHEIさんの作品は「炭」がテーマ。あらゆる有機物を炭素化することで、炭の黒の中に素材の違いによる様々な表情を見いだした作品で、海外でも高い評価を受けています。見ていると、樹木→炭素化→燃料→再生と連想ゲームのように「循環」していき、「なるほど、環境アートかぁ」と 勝手に納得しておりました。

右の写真:様々な炭のキューブで固められた作品。(※)

現在、企画展として次々とギャラリーのスケジュールは埋まっており、4月まで既にいっぱいだそう。

「ヒガシ」の盛り上がり、ますます見逃せない感じになってきました。ご興味ある方、ぜひ一度、足を東京の東にのばしてみてはいかがでしょう。

ギャラリーコエグジストのHPはこちら。

ギャラリーコエグジスト

写真:DAICI ANO(※のみ)
設計:SPEAC,inc

おすすめコラム
カテゴリホーム

コラムカテゴリー

フリーワード

フリーワード検索

関連サービス

  • リノベーションサービス(個人向け)
  • 不動産プロデュース コンサルティング(オーナー向け)