2017.5.10 |
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5/23イベント「時代が求めるリノベーションオフィス」
先月からスタートした新企画、シリーズ「聞くR不動産」。第2回はR不動産のディレクター馬場正尊が登場します。テーマは、これからの時代に求められるリノベーションオフィスのつくり方。大きく変わろうとしているオフィスのマーケットニーズと、リノベーションでそれに応える方法についてお話しします。
※定員に達したため募集を締め切りました。ご応募ありがとうございました
オフィスに求められるものは、今大きく変わろうとしています(写真:森田純典)
オフィスは長らく、タイルカーペットと白い蛍光灯の世界に支配されてきました。でも皆さんは本当にそんな空間で働きたいでしょうか?
今、賃貸オフィスのマーケットが急激に変わろうとしています。企業のニーズも社会的な背景も、そしてワーカーひとりひとりが求めるものも変化しているのです。しかしそれにマッチする物件は、ほとんど供給されていません。
新しいマーケットニーズを反映したオフィス物件を提供すれば、それを求めるお客さんは必ず存在する。それが僕らR不動産の実感です。
中でも僕らがポテンシャルを感じているのは、古い中規模オフィスビル。普通に原状回復したとして、果たして次のテナントは見つかるだろうか? そんなビルです。
それをリノベーションで再生する、というテーマで今回はお話しします。
大きなキッチンや、たっぷりの植物があるオフィス(写真:森田純典)
まず言葉で説明するより、イメージを見てみましょう。
写真のオフィスには、フリーアクセスフロアも、タイルカーペットも、明るい蛍光灯も、天井のボードもありません。温かみのあるライト、剥いだだけの床、スケルトンの天井。そこに大きなキッチンや、たっぷりの植物がアクセントになっています。
それはオフィスというより、カフェやアパレルのショップのような雰囲気です。さて、今までのオフィスと、写真のようなオフィス、働きたいのはどちらの空間でしょう?
これらのオフィスは、R不動産で企画・デザインし、リーシングを行った物件です。かつては小規模なクリエイティブ系企業が求めていたような物件ですが、最近は300㎡以上、ときには1,000㎡を超える規模を1社で借りる、なんてケースも現れ始めました。これは企業がオフィスに求めるものが変化していることを物語っています。
そしてこれらの企業は新築ではなく、カスタマイズしやすいリノベーションオフィスを選択しているのです。それは自分たちの世界観を、自分たちでつくりたいからです。
まるでカフェやアパレルのショップのような雰囲気の中で仕事をしています(写真:森田純典)
ではなぜそう思うのか?
例えば40代の経営者は、アメリカ西海岸のオフィスを自分の目で見てきています。
下の写真はサンフランシスコのIT企業、DropboxやPinterestのオフィスです。日本の新しい経営者が目撃し、ベンチマークにするのは、こんなオフィスなのです。
Dropboxのオフィスの風景
こちらはPinterestのオフィス
果たしてこの感性や、ニーズに応えられる賃貸オフィスが、日本にどれくらいあるでしょう? だからこそR不動産では、それをつくるためのベースとなるような物件を提供したいのです。
第2回の「聞くR不動産」では、古いビルをお持ちのオーナーさんや、ディベロッパーの方、またはそんな物件をつくってみたいという方に向けて、お話ししたいと思っています。もちろんデザインや、社会的な状況に興味がある方も歓迎です。
国が進める働き方改革、モバイル環境の充実による勤務形態の多様化、働くことへの価値観の変化など、日本のオフィス環境は大きな変化の時を迎えています。そんな時代のこれからのオフィスマーケットについて話し合う機会にしたいと思っています。
聞くR不動産 第2回
「これからのマーケットが求めるリノベーションオフィスのつくり方」
※定員に達したため募集を締め切りました。ご応募ありがとうございました
日時:2017年5月23日(火) 19:00~21:00 (18:30開場)
会場:ザ・パークレックス 日本橋馬喰町 7階
住所:東京都中央区日本橋馬喰町2-7-15 (MAP)
定員:30名
参加費:無料
参加方法:事前予約制(先着順)
以下のリンクよりお申し込みください
申し込みページ(Peatixサイト)