

下町探し、はじめました
下町に魅せられたR不動産1年生の新人が、ブログをはじめました。東京にたくさんある下町。思わずひかれてしまう、その魅力は何なんだろう? っていうか下町ってどこ? 答えを探しながら、今日も東京を駆け回ります。

新しいブログをはじめました。タイトルは「目指せ! 下町R不動産」。魅力的な下町を探して紹介するブログです。
目指せ! 下町R不動産
きっかけは「どんなまちが好きなの」と聞かれて、思わず「下町っぽいところ」と答えたところから。
下町って初めて行ってもどこかホッとするし、風景も多様で面白い。肩ひじ張らずに生きられるというか、どこか人間味があるというか、有機的だなと。
個人という小さい単位がぎゅっと集まって、まちという一つの生命体をつくっているような。

ところで「下町」と聞いてどこを思い浮かべますか? そもそも下町の定義ってなんだろうと思い、辞書で調べてみると……。
「低い所にある市街。商人・職人などの多く住んでいる町。東京では台東区、千代田区、中央区から隅田川以東にわたる地域をいう。 ↔ 山の手」(『広辞苑』より)
諸説あるのですが、もともと江戸時代の城下町の呼び名だったものが、隅田川を超えてだんだんと東側へ広がっていったようです。
そうなると「あれ? 自分が下町だと思っていたところは、下町じゃないのか」ということが起こります。例えばテレビや雑誌の下町特集でよく見かける「谷根千」のあたりとか、戸越銀座とか。

長い歴史の中で「下町」の定義はだんだん変化してきているみたいです。
風景はイメージはできるけど、境界が明確ではない。そんな曖昧さがなんだか面白い! 地図上で区切るより、感覚的に下町っぽいと思えるところの方が、しっくりくる気がするのです。
もしかしたら広い意味での下町が、これからの下町になるのかもしれない。
じゃあ下町だと感じさせるものは一体なんなのか……。東京中からそのかけらを探して、色々な角度から考えてみようと思います。これからはブログとして、日々思ったことをゆるりと書いていきます。

まちを歩けば歩くほど、素敵なものに出会えるので、そちらも紹介できればと思います。下町が好きな方はもちろん、そうでない方も、好きなまちを探す手がかりとして、はたまたニッチなタウンガイドとして、面白おかしく見ていただければうれしいです!
ゆくゆくは下町の中から感覚で好きなまちを探すことができるようなメディア「下町R不動産」ができたらいいな、なんて思いつつ「目指せ! 下町R不動産」を掲げて、東京の下町を探し回ります!


