東京+新しい郊外 二拠点居住のすすめ
東京の忙しい日常に疲れていませんか?
都心居住と郊外居住、そのバランスをとるのもまた、東京R不動産の新しい提案のひとつ。こういう考え方で「房総R不動産」や「稲村ヶ崎R不動産」が生まれました。
房総の馬場家。
東京R不動産のメンバーである僕も、昨年末、房総の海辺に家を建てました。
40歳になった自分の身体や、取り巻く環境に対する意識の変化が、自然に郊外へと向かわせたような気がします。なぜ房総に土地を買い、住み始めようと思ったのか?
それまで、僕は賃貸派。一生、賃貸マンション暮らしでいいと思っているタイプでした。都心にフットワークよく住む、それが合理的だと信じて疑ってなかった。田舎出身だし、そういう生活に憧れていたのも確かです。
しかし最近、都会の喧噪に20年間も曝され、体内に少しづつ悪いモノが蓄積されている感覚を感じ始めていました。このまま都心生活が続くのは本当に幸せなのか? 危機感に近い疑問を抱き始めたのが2年前。
40歳の足音が聞こえるようになったある日、東京から1時間半、外房の海辺に魅力的な場所を見つけてしまいました。価格は東京に比べれば破格。300m歩けばサーフィンのできるビーチが、ドーンと広がっている。
とはいえ、仕事の中心は東京。毎日通わなければいけないし、まだバリバリ働きたい。そこで発見したのがこの場所でした。仕方なく住むベッドタウンとしての郊外ではなく、積極的に目的意識をも持って住む郊外。僕の場合の目的は、海と引っ越しを機に始めたサーフィン、そして自分や家族と向き合う時間。
房総R不動産にて「房総の海辺に、土地を買ってしまった~馬場正尊の脱・東京計画」連載中。
今、馬場家(夫婦と子ども二人)は、房総にファーストハウス、都心に小さなマンションを借りて、二拠点居住を始めています。忙しいウィークデーは都心の部屋に帰り、余裕がある週末は房総へ。仕事場から一時間半なので十分通勤圏。ローンと家賃を合わせても、都心部の80~100平米のマンションを借りるのと同じくらいの金額。
この家ができるまでのプロセスと、その後の生活を書いたブログを房総R不動産に掲載しています。 さらに、それがベースになった本、『「新しい郊外」の家』が出ています。
小さな設計事務所の経営者が果たしてローンが借りれるのか? それはいくら? どういう手順で事を進めればいいのか? 土地はどうやって探し、買うのか? どうすればコストを抑えられるか?
家のデザインのことはもちろん、建物の見積もりから、ローンを組む方法、家族を説得するプロセスまで、 経験してみないと気がつかない、細かなノウハウを書いてみました。
最近、「確かに、このライフスタイルはいい」という人々が続々と周りに住み始め、ちょっとした集落ができ始めています。都心と郊外を上手に使い分ける二拠点居住の魅力に気がついたのです。
一宮サーフビレッジ。
価格は一区画、約50坪で630万円~137坪で1750万円。
この630万という数字が安いのか、高いのかは判断が分かれるところでしょう。でも考えてみてください。630万で土地を買って、2000万で家を建てたとします。25年ローンを組んだとして(頭金の額にもよりますが)、月々の支払いは6~7万円くらい。家をもっとシンプルに小さくすれば5万円台も可能です。
都心には小さめのマンション、そして房総の海辺にはゆったりとした家。二拠点居住は案外、リアルな夢なのではないでしょうか?
7/11(土)に、現地説明会を行います。興味がある方は、お問い合わせください。
※現地説明会は終了しました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました(2009.7.13)
アクセス
<東京駅から特急を使う>
東京駅の「京葉線」乗り場(丸の内側の地下4階、地下通路を10分くらい)から、特急「わかしお」に乗って、「上総一宮」下車。所要時間1時間。
<車を使う場合>
首都高速>京葉道路>千葉東金道路>東金九十九里有料道路>以下のマップ参照
(地図データ ©2009 Google、ZENRIN)
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