壁に貼るだけが壁紙じゃない!?いろいろ使える、EASY LIFE TIMEのビンテージ壁紙。
このコーナーでは東京R不動産がおすすめする、空間づくりのためのアイテムをご紹介します。

どの壁紙も個性的。現在60以上の種類がある。
今回ご紹介するのは「EASY LIFE TIME」のビンテージ壁紙です。50's~80'sのオランダ、イギリス、ベルギー、旧西ドイツ製で、この年代独特の大胆なデザインと配色がどれも個性的。最近の壁紙はビニール製のものが主流ですが、こちらの壁紙は本物の紙を使っており、その手触りと味わいのある質感は、他とひと味違っています。しかも、現在は生産されていないというレア物ばかり。その稀少価値もまた、魅力のひとつです。

中野にある「bio ojiyan cafe」にも EASY LIFE TIMEのビンテージ壁紙が使われている。
「EASY LIFE TIME」は、神島庸浩さんと三田伊理也さんが運営するオンラインショップで、もともとはアンティークの食器や雑貨を中心に取り扱っていました。どうしてビンテージ壁紙を扱うようになったかというと、お二人がオーストラリアに住んでいたときにキャンピングカーで旅に出掛け、その途中に立ち寄った街の倉庫でビンテージ壁紙と出合ったのがきっかけなのだとか。倉庫には70'sのイギリス製の壁紙が大量に眠っていたそうです。まさに宝の山といったところ。

板に壁紙を貼って立て掛けたただけでも、アクセントになります。/収納ボックスに貼った例。
壁紙を貼り替えるという作業は、今の日本人にとってそれほど馴染みのあるものとは言えません。また、賃貸の場合、壁紙を替えることが難しいという日本の住宅事情もあります。でも、お二人が見聞したヨーロッパでは、家族で壁紙の貼り替えをするのはあたりまえで、みんなで取り組む時間そのものを大切にしているとのこと。「壁紙を通して、つくる楽しさ、豊かな時間を味わってもらいたい」、そう語ってくれました。
それに壁紙って、壁に貼るだけではなく、もっと自由な使い方もできるのです。たとえば、スピーカーやランプシェードに貼ってイメチェンしてみたり、パネルなどの板に壁紙を貼って部屋のアートがわりに飾ってみるとか。それだけでも、空間のアクセントになります。

壁紙をランプシェードに使った例。※ランプシェードとしてEASY LIFE TIMEのHPから購入もできます。/ブックカバーにしてもかわいい。毎日持ち歩きたくなる。
前回の「東京R事情」コラムでもご紹介した「bottle cafe」などはその良いお手本と言えるでしょう。壁紙をアクセントとして巧みに使って、カフェ空間をおしゃれに演出しています。これならば大掛かりな改修をせずとも、カーテンやソファカバーを変えるくらいの気軽さで空間の雰囲気を変えることができますよね。
他にも、収納ボックスに貼ったり、ランチョンマットやブックカバーとして使ったり、空間だけでなく生活小物のアクセントにしてもいいかも。アイデア次第で楽しみ方はどんどん広がっていきそうです。
http://www.easy-life-time.com
壁紙はEASY LIFE TIME のHPから購入できます。
基本はロール単位で販売。
1ロール 幅530mm 長さ10m 8,400円
m単位での販売も相談可。1m 1,050円
EASY LIFE TIMEの壁紙を使ったパネルづくりに挑戦してみました。

材料
ビンテージ壁紙 幅530mm、長さ1m×3 3,150円
パネル A1 1,365円
壁紙ツールセット 2,604円
ローラー、地ベラ、なぜ刷毛、のり刷毛、のりポック(糊を入れる容器)
壁紙用糊 262円
総額:7,381円
その他、定規、カッター、カッター用下敷き、新聞紙、布巾を用意。
※ビンテージ壁紙の幅は530mmなので、貼る面の広さや柄の配置によって、継ぎ足して貼る。A1サイズのパネルなら2~3枚。
※壁紙用糊の種類は主に油性、水性の2種類。貼る対象物の材質によって異なる。パネルのような木材であれば水性でOK。
※パネルの大きさは多種あるので、設置したい場所とのバランスで選んだり、気に入った壁紙の柄をどうレイアウトするかで決めたり。東急ハンズ、LOFT、世界堂などで購入できる。

(1) ロール状に丸まった壁紙をまっすぐに伸ばすため、逆巻きに巻いた状態で1時間程度置いておく。
(2) 柄をつなぎ合わせるようにして壁紙を並べる。壁紙の裏に並び順がわかるように番号や「左、中、右」など印をつけておくとよい。
(3) 柄のレイアウトを決める。紙などを使ってパネルの大きさに合わせて枠をつくってあてるとイメージしやすい。柄をどう配置するかで印象がずいぶん変わる。
(4) パネルに壁紙の継ぎ目の位置を印す。線を引いておくと、壁紙を貼る際に目安になるので曲がらずに貼れる。また、壁紙の裏にパネルの上辺位置を印しておくと、貼り始めの位置の目安になる。
(5) 必要なサイズに壁紙を切る。パネルの裏側まで巻き込んで貼るため、パネルの面積よりも50mm程度広めにとっておくこと。


(6) 糊の準備。水を少しずつ足しながら刷毛でよく混ぜ、塗りやすいやわらかさにする。糊によってはそのまま使えるものもある。
(7) 壁紙は左右どちらか一方向から順に1枚ずつ貼っていくので、まず1枚目の壁紙裏面に糊を塗る。壁紙は糊が染み込むことによって少し伸びるので、落ち着くまで5分程度放置。糊を塗った面同士を重ねておくと、後で貼りやすい(糊はすぐには乾かないので、糊面同士を重ねても大丈夫)。
(8) パネルを立て掛けて壁紙を貼っていく。上部の中央部分から壁紙をあてて、まず左右に、それから下に空気を抜くように、はぜ刷毛でゆっくりと撫で付ける。すぐには乾かないので、焦らず、焦らず。どうしても手に糊がつくので、手をこまめに拭えるように、塗れた布巾を用意しておくとよい。
(9) パネルを裏返して壁紙に切り込みを入れる。パネルの裏側まで巻き込むように貼り付け、不要な部分を切り取る。
(10) 貼り終えた壁紙の柄に合わせて2枚目の壁紙を継ぎ足していく。手順は(7)~(9)と同様。継ぎ目の部分は剥がれにくくするために5mm程度重ねて貼ること。糊がはみ出たり、表面についてしまった時は、濡らした布巾で拭き取る(布巾はかたく絞っておく)。継ぎ目をローラーでかけて、継ぎ目を目立たなくするとよい。

(11) これで完成!なかなかの出来に自己満足。刷毛やローラーなど、専用ツールを使っているうちに、うっかり職人気分になるのもまた一興でした。
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