更 新 情 報

全国のR不動産の最新情報


新着情報



グループサイト・更新情報



>>HEADLINEを見る



news 2017.6.2
 
アップサイクルプロジェクト「THROWBACK」始動!
大橋一隆(東京R不動産/Open A)
 

「一度棄てられたモノを、再び社会に投げ返す」というコンセプトのもと、産業廃棄物を新たなプロダクトに生まれ変わらせるプロジェクト「THROWBACK」がスタート。キックオフイベントとして、プロトタイプの展示およびトークショーを開催します。

産業廃棄物をリノベーション

「THROWBACK」とは、文字通り「投げ返すこと」。R不動産を運営するOpen Aが、産業廃棄物処理会社の「ナカダイ」と共同で取り組む“アップサイクルプロジェクト”の名称だ。

一旦は不要と判断され棄てられたモノをよみがえらせ、再び新しいプロダクトとして社会に投げ返したい、そんな思いが込められている。

株式会社ナカダイ

そもそもこのプロジェクトを始めようと思ったのは、最初にナカダイの工場を訪れたときのこと。

毎日60トンという大量の産業廃棄物が運ばれてくるというその場所は、さまざまなモノで溢れていた。

その風景を見た瞬間、一気に心を奪われた。目の前にあるのは、廃棄物処理場ではなく、秩序のない新しいマーケットのように映ったのだ。それは新感覚というよりも、かつて感じたことのあるワクワク感。

思い返してみると、それはリノベーションする前の、魅力的なボロ物件を見たときと同じ感覚だということに気づいた。

もしかしたらこれって、こうなるんじゃないか? こういう可能性はないだろうか……。と頭の中で妄想を巡らせる。

ボロ物件を見ながらリノベーション後の風景を想像するのと同じように、廃棄物にとてつもない魅力と可能性を感じたのだ。空間や建物と同じように、モノだってリノベーションできるんじゃないかと。

ナカダイの工場に併設された、さまざまなマテリアルを集めたライブラリ(写真提供:ナカダイ)

そうして始まったこのプロジェクト。ちょうど僕らOpen Aがオフィスの移転を計画していた時期と重なったこともあり、実験的にオフィスの家具を廃棄物でつくってみることにした。自ら制作を試みたものもあれば、職人さんにお願いしてつくるものも。やってみると楽しくもあるが、一筋縄ではいかないことも多く、何度も試行錯誤を繰り返しながらプロトタイプを制作していった。

そして完成したのが、Open Aも入居するシェアオフィス「Un.C. -Under Construction」。会議室や共用ラウンジの家具は、ほとんどがプロトタイプで埋め尽くされ、THROWBACKが目指す世界観と、廃棄物だからこそできる新しいプロダクトの可能性が見えはじめた。

シェアオフィス 「Un.C. -Under Construcion-」。ラウンジにはプロトタイプが並ぶ

社会とつながる仕組みづくりへ

THROWBACKの目的は、単に面白い家具やインテリアをつくり出すことだけにはとどまらない。このプロジェクトの最大の特徴は、ナカダイの持つ廃棄物流通という社会インフラと連携することにある。

Open Aがこれまで行ってきたリノベーション・デザインのノウハウと、ナカダイが培ってきたリユース・リサイクルへの考え方と取り組み。その二つを合わせることで、日々やってくる廃棄物を新しいプロダクトに生まれ変わらせ、継続的に社会に流通させる仕組みをつくることが一番の目的だ。

そのためには、豊かな発想や高い技術、そしてものづくりに対する熱い思いを持ったつくり手の存在が不可欠となる。

THROWBACKは、多くのつくり手が参加できるプラットフォームとすることで、これからの時代における新しいものづくりの在り方を示していきたい。

約30種類のプロトタイプが完成

「産廃からはじまる創造/想像(そうぞう)展」開催

そういうわけでTHROWBACKは今、新たなる目標に向かってスタートを切ったところだ。

それに合わせて、まずはプロジェクトのことを知ってもらうために、プロトタイプの展示とトークショーを開催することになった。タイトルは「産廃からはじまる創造/想像(そうぞう)」展。

オフィスで実際に使われているプロダクトと合わせて、その素材となった廃棄物、そしてそれが棄てられることになった背景のストーリーを展示。会期中には、プロジェクト参加を募るクリエイター向けのトークショーや、プレス・企業関係者向けの説明会も開催する。

R不動産はこれまで、さまざまなリノベーションを行ってきた。部屋やビルはもちろんのこと、最近では、団地や公共施設といった街や都市規模でのリノベーションも提案している。そうした活動を通じて分かったこと。それはリノベーションにスケールは関係ないということだ。

どんな規模や状況であれ、可能性を見い出してそれを最大化すること、そしてきちんと社会に定着させることがゴールとなる。

今度はより小さなスケール、プロダクトのリノベーション。その新たな可能性をこのTHROWBACKプロジェクトを通じて探っていきたい。

THROWBACK

THROWBACK project KICK OFF EXHIBITION
「産廃からはじまる創造/想像(そうぞう)展」

会期:2017年6月11日(日)~18日(日)
時間:平日12:00~19:00、土日 10:00~18:00
会場:ザ・パークレックス 日本橋馬喰町4F・7F
住所:東京都中央区日本橋馬喰町2-7-15(MAP
入場料:無料
主催:株式会社ナカダイ、株式会社オープン・エー
協力:株式会社三菱地所レジデンス Reビル事業部
問い合わせ先:info@throwback.jp
ホームページ:THROWBACK

※7F会場は平日オフィスとして利用されているため、一部の展示がご覧いただけない場合があります


プロジェクト説明会+トークショー

※イベントは終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました

■FOR CREATORS
THROWBACKでは、プロダクトの開発/デザイン/制作を行ってくれるパートナーを募集します。素材と向き合い、豊かな発想力と想像力そして高い技術力で共に新しいプロダクトを生み出していける職人、作家、メーカー、デザイナーなどのクリエイターに携わっていただきたいと考えています。そのような、つくり手の方向けのプロジェクト説明会を兼ねたトークショーです。

日時:2017年6月11日(日) 16:00~17:00
会場:ザ・パークレックス 日本橋馬喰町4F
定員:40名
参加費:無料
参加方法:事前予約

※説明会終了後7Fにて交流会を予定しています

■FOR PRESS
THROWBACKでは、プロダクトを生み出すことで、廃棄することへの意識に変化を与え、社会へメッセージを投げかけます。またこうした取り組みに賛同いただける企業や行政との連携も検討しています。プレス関係者を中心に、企業・行政の方にも参加していただきたいトークショーです。

日時:2017年6月12日(月) 19:00~20:30
会場:ザ・パークレックス 日本橋馬喰町7F
定員:40名
参加費:無料
参加方法:事前予約

おすすめコラム
 
カテゴリホーム
コラムカテゴリー
 
特徴 フリーワード
フリーワード検索
関連サービス
 
メールサービス
 
SNS
 
東京R不動産の本
 
公共R不動産のプロジェクトスタディ

公共R不動産の
プロジェクトスタディ

公民連携のしくみとデザイン




公共R不動産のプロジェクトスタディ

CREATIVE LOCAL
エリアリノベーション海外編

衰退の先のクリエイティブな風景




団地のはなし 〜彼女と団地の8つの物語〜

団地のはなし
〜彼女と団地の8つの物語〜

今を時めく女性たちが描く




エリアリノベーション 変化の構造とローカライズ

エリアリノベーション:
変化の構造とローカライズ

新たなエリア形成手法を探る




PUBLIC DESIGN 新しい公共空間のつくりかた

PUBLIC DESIGN
新しい公共空間のつくりかた

資本主義の新しい姿を見つける




[団地を楽しむ教科書] 暮らしと。

[団地を楽しむ教科書]
暮らしと。

求めていた風景がここにあった




全国のR不動産

全国のR不動産:面白く
ローカルに住むためのガイド

住み方も働き方ももっと自由に




RePUBLIC 公共空間のリノベーション

RePUBLIC
公共空間のリノベーション

退屈な空間をわくわくする場所に






toolbox 家を編集するために

家づくりのアイデアカタログ






団地に住もう! 東京R不動産

団地の今と未来を楽しむヒント






だから、僕らはこの働き方を選
んだ 東京R不動産のフリーエー
ジェント・スタイル






都市をリノベーション

再生の鍵となる3つの手法






東京R不動産(文庫版)

物件と人が生み出すストーリー






東京R不動産2
(realtokyoestate)

7年分のエピソードを凝縮






「新しい郊外」の家
(RELAX REAL ESTATE LIBRARY)

房総の海辺で二拠点居住実験






東京R不動産

物件と人が生み出すストーリー






POST‐OFFICE―
ワークスペース改造計画

働き方の既成概念を変える本