column 2010.8.24
 

気になっている浅草エリアを、自転車ツアーで探索してみる。

馬場正尊(東京R不動産/Open A)
 

東京R不動産発祥の地から、さらに東の浅草エリア。ここは何か面白いのではないか? その予感を確かめに、R不動産有志は「浅草自転車ツアー」に行ってきた。

前々から、浅草エリアは気になっていた。
かつて日本橋付近が気になり始めたのと、理由は似ている。誰もが知っている場所だけど、実際、あまり足を踏み入れたことはない(浅草の場合、観光以外では)。

R不動産は東京の東側が発祥。その後、神田、日本橋、馬喰町エリアはギャラリー、アトリエ、おいしい飲食店が増えて、東京におけるクリエイティブカルチャーの集積地としての地位を築き始めている。

そのさらに東に、浅草エリアがある。
「このあたりは、何か面白いのではないか?」

この日、R不動産の有志はその予感を確かめに「浅草自転車ツアー」に行ってきた。なぜ、自転車かというと、台東区-墨田区はフラットで自転車移動が楽しいから。R不動産スタッフの東担当は、ほとんどの移動を自転車に頼っている。東京の東サイドは平地なので、どんな移動手段より自転車が早い。流れる風景のスピードや、街への距離感も心地いい。

まず、浅草周辺の地理を把握することから始めた。
僕らがイメージする浅草エリアとは……。
下の隅田川の両岸一帯、南は浅草橋から、北は押上付近(2011年に完成するスカイツリーの足下付近)まで。地理的にも、歴史的にも、隅田川の存在が大きい。

地図上でプロットしてみると、このあたり。

地名で言えば、浅草橋、蔵前、浅草、業平、押上。
隅田川にかかる橋で言えば、浅草橋、蔵前橋、厩橋、駒形橋、吾妻橋、言問橋。
およそ、この一帯のことをイメージしている。

とにかくフラット、自転車で走り回ると気持ちがいい。
15分もあれば、だいたいの場所に行けてしまう。
そして、物件も安い。

これから数回にわたって、この浅草エリアを探索レポートしていきたいと思います。もちろん、物件も探しながら。

浅草橋から隅田川を北上していくルートで、浅草エリアのポテンシャルを発掘。金沢や福岡のように、将来の「浅草R不動産」に発展するか!?

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