

タロウナスギャラリーのオープニングに行ってきた
タロウナスギャラリーのオープニングに行ってきた
もうこのブログではお馴染み、東神田のアガタ・タケザワビル。
ここは、ほんの1年前、去年の4月くらいまでは、ほとんど空きビル状態だったと記憶しています。
正直、建物としての古さから、かなり傷みもはげしく、あまり使われていないビルだったといっていい。
しかし、今やドイツの雑貨屋さん、出版社兼ギャラリー、ギャラリースペース兼レバノン料理店、ジュエリーブランドの工房......と、立て続けにテナントが入り、その変わりようには目を見張るものがあります。
......と、それは前置きで。
つい先日の6/21、このビルにまた新たなテナント、1・B1Fの2フロアを借りての、現代アートのギャラリーがオープンしたので、オープニングパーティーに行ってきました。
TARO NASU GALLERY。今年2月まで六本木の芋洗坂のアートコンプレックス(ギャラリーの集合ビル)に居を構えていましたが、移転してきた形です。ここのギャラリーは、海外と日本両方の現代アートの作家を扱っていますが、なかでもイギリス系の作家(イギリス人であったり、イギリスのアートスクールを出た日本人であったり)が多い印象。

B1Fギャラリースペース

エントランス
空間デザインは、青木淳建築計画事務所。
ギャラリーなので基本ミニマルな空間ですが元々の柱の形を活かした嵌め窓や、階段部分の高い吹き抜けなど、細かい部分の配慮がさりげなく効いています。
1階のミーティングスペース。ギャラリーだけどオフィス部分もかっこいい、って何か良いですよね。
それにしても、この物件のbeforeの状態を知っていただけに、その変わり様には感慨深いものがあります。

B1F

1F。どこがどう変わったかおわかりになりますか? 階段の位置は今と一緒です。

オープニングパーティー2次会は、同じビルのART+EATに移動して、レバノンメニューに舌鼓。こういう組み合わせができるのも、このビルの面白いところ。

現在TARO NASU GALLERYではギャラリーアーティストを集めたグループショーを開催中。"Opening Exhibition I" 2008年6月21日(土)―7月12日(土) "Opening Exhibition II" 2008年7月18日(金)―8月9日(土)。その後は、海外作家の個展を予定とのこと。

ここ、東神田界隈でもっとも面白い集合ビルかも。
いろんな人がこのビルに集まってくるのと見ていると、ついついそんな気がしてきます。
TARO NASU GALLERY のホームページ
