2010.9.9
第4話 浅草の小さな専門店
この通りは賑やかな浅草の北限。
浅草の端っこの「ひさご通り」を北上していく。
アーケードを出ると、賑やかな観光地の「浅草」ではなくなり、だんだんと静かな「浅草」になっていく。
「ひさご通り」を出てすぐの、「賑やかな浅草」と「静かな浅草」の間あたりには、小さな店がぽつぽつとある。
その場でおにぎりを握ってくれる、おにぎり屋。
かわがパリパリで美味しい、たいやき屋。
浅草の北側にあるお店。大学いも屋。
よく見るとどの店も「どうしてその品物で一点突破するの!?」と思ってしまう「専門店」ばかり。
大学いもしか売ってない。
売り物をよく見ると、種類があるのかと思ったら、切り方の違いだったりする。
この辺りの突出している店達に興奮した僕たちは、ちょっと休憩。
たい焼きと大学芋を食べることにした。
店先ですぐ食べる。何かを思い出さないだろうか?
買ってすぐに道端でお菓子を食べるこの感じ、小学生の「買い食い」だ。
大学いもは、お土産にした。
「ある一つのもの」を極めた店は、かなり売れていて、美味い。
家へのお土産にもいい。
お土産をエサに、「こんど浅草で一緒に店先で食べよ」
というデートの誘い方もあるかも。
浅草エリアの時代がやってくるのではないか?!それが私たちの仮説です。日本橋エリアを見つけた時の感覚と同じものを、東京のさらに東側の浅草エリアに感じました。昭和の懐かしさと近未来が混在したシュールな風景がおもしろいこの街で、物件を探し始めます。
浅草を探索する理由とは?
馬場正尊による関連コラム
「気になっている浅草エリアを、自転車ツアーで探索してみる。」
三箇山、松尾、伊藤、黒田(山形R 不動産リミテッド)
東京R 不動産の東チームとして日本橋エリアの物件を開拓するメンバーと、1 ヵ月の限定の特別参加の山形R 不動産リミテッドからの学生インターン。