第3話 浅草の「浅草ホッピー通り」
「蔵前」から、ついに「浅草」へ入った。

オーソドックスな浅草寺近くの「仲見世」
しかし、僕たちは「浅草寺」も「仲見世」も素通りし、「浅草寺」の西側にある通りに向かった。
その通りは、通称「浅草ホッピー通り」と呼ばれている、「東京一イケナイ通り」だ。
通りにずらっと並んだ店は、すべて酒場。しかも、太陽がてっぺんに上る前から営業を始める酒場ばかり。地元の人や観光客が昼から酒を飲む、「昼酒」をやっている。

僕たちはこの「ホッピー通り」でお昼。
また、「昼酒」以外にも、しっかりとしたご飯が食べることが出来る。僕たちが立ち寄った店以外にも、煮込みをごはんにのせたどんぶりを出す店もある。

ツアーメンバーもニヤニヤ(注:酒を飲んで自転車には乗っていません)。
この「浅草ホッピー通り」は、この通りがつくる雰囲気を味わうだけでもいい。
まだ太陽が照っている昼間から、ビールを頂くイケナイ感じが爽快。それに、気持ちよく昼から酒を飲む人たちを見ていると、人生どうにでもなりそうな感じがしてくる。
世の中つらい事ばかりだけど、それだけじゃあキリがない。
飲んでるうちにそんなの忘れてしまおうじゃない。
て、思える。
この「浅草ホッピー通り」は、生きる気力をくれる場所かも。

(地図データ ©2010 Google、ZENRIN)

浅草エリアの時代がやってくるのではないか?!それが私たちの仮説です。日本橋エリアを見つけた時の感覚と同じものを、東京のさらに東側の浅草エリアに感じました。昭和の懐かしさと近未来が混在したシュールな風景がおもしろいこの街で、物件を探し始めます。
浅草を探索する理由とは?
馬場正尊による関連コラム
「気になっている浅草エリアを、自転車ツアーで探索してみる。」

三箇山、松尾、伊藤、黒田(山形R 不動産リミテッド)
東京R 不動産の東チームとして日本橋エリアの物件を開拓するメンバーと、1 ヵ月の限定の特別参加の山形R 不動産リミテッドからの学生インターン。