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公園のような住宅 |
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建築家、長谷川豪氏に建主が出したリクエストは「公園のような住宅にしてほしい」。 結果として生まれたのは、周囲の家々にもあるバルコニーをぐんと拡張し、室内との主従を逆転させたRC造の戸建て。部屋の集合というより、屋根と床のあいだに広場を挟み込んだような構成で、不思議な開放感に包まれます。 建物は地階を含めて4層ありますが、1階と3階のコンクリートのスラブが、山型に、谷型に、ぐいぐい湾曲しています。 1階のアプローチが太鼓橋のように山なりに持ち上がれば、その裏側、地階の寝室の天井はヴォールト状のアーチに。地下にもかかわらずハイサイドライトからは地面の反射光がなめらかな天井を伝ってやわらかく入り込みます。3階のテラスは谷型のハーフパイプ状になり、その裏側2階LDの天井はラウンドしていて、高さを出しながら空気の対流まで促す、造形と実利の二刀流。かたちの遊びに見えて、ぜんぶ理屈が通っているのが良いところ。 南東の角地ゆえ、LDは三方向に開口が抜けるのもポイント。左官職人が仕上げた壁は同じ表情がふたつとなく、モルタル床には床暖房。コンクリートは冷たそう、と思っている人ほど、この丸い天井の懐の深さに、いい意味で裏切られることになりそうです。 書斎もキッチンも、本棚と同じ厚さの板を渡しただけの、いわば止まり木。朝は三方向に開いたLDで、日中は幅1.1mの止まり木で集中して仕事をし、夕方はハーフパイプ状の屋上で空を見上げてのんびりと。部屋を用途で固定せず、季節と気分で居場所を変えても、この家は付き合ってくれます。 地階壁一面のウォークスルークローゼットは、衣類も趣味の道具も詰め込める場所。ほかにも思いがけない場所に収納が仕込まれていて、身軽に暮らせるはず。地階は壁を立てれば二部屋に分けられるので、将来の変化にもそこそこ対応します。 立地は三軒茶屋の賑やかな商店街を抜けた先、街の音がすっと遠のくあたり。玄関をくぐれば別荘のような静けさが待っていて、この距離感がちょうどいい。 駅まで平坦な道のりで徒歩6分、中里小学校は徒歩2分、屋根付き駐車場は車種により縦列2台まで。左官仕上げの外壁は、築10年ぶんの表情込みでどうぞ。玄関脇には、お好きなシンボルツリーを添えてもらえたら。 表面的な装飾に頼らず、素材の質感と大胆な構造だけで居心地をつくってしまう家。スケールを自在に操るこの設計を、図面や写真ではなく身体で味わいたい人へ。 ちなみにこの家、ときどきピンポンが鳴るそうです。宅配便ではなく、建築を学ぶ学生からの「見学させてもらえませんか…」。ピンポンが鳴ったら、ちょっと自慢げにドアを開けてみてください。 |
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| 天井のカーブをなぞる一本の光。まっすぐでない天井は、照明まで曲げてしまう |
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| 現在の屋上庭園は写真とは異なりやや雑多な状態。かつて年月と費用をかけて育てられた庭も、いまは手を入れてくれる人を待っている |
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| 4層を貫く螺旋。見下ろすと、木の羽根が渦を巻いて地階へ落ちていく |
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| 南東の角地にどんと。屋上から樹が顔を出していて、この一角だけ妙に野生! |
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| 価格 | 1億3,480万円 | 建物面積 | 80.30㎡ |
| 管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
| 所在地 | 世田谷区三軒茶屋 | ||
| 交通 | 東急田園都市線・世田谷線「三軒茶屋」駅 徒歩6分 | ||
| 建物構造 | 鉄筋コンクリート造 地下1階付き 3階建て | 所在階 | |
| 築年 | 2014年 | 土地権利 | 所有権 |
| 敷地面積 | 53.74㎡ | 都市計画 | 市街化区域 |
| 用途地域 | 第一種中高層住居専用地域 | 建蔽率/容積率 | 60%/200% |
| その他費用 | 取引態様 | 媒介 | |
| 設備 | |||
| 備考 | ペット可/現況:居住中/引渡時期:相談/接面道路:東・南側公道(幅員約4m・東側接道約10m、南側接道約4.5m)/1階 10.23平米 2階 29.85平米 3階 10.23平米 地下1階 29.99平米 合計 80.30平米/設計:長谷川豪氏・小林栄範 長谷川豪建築設計事務所/19m第2種高度地区/準防火地域/契約不適合責任免責/写真は売主様居住前の頃の2023年のもので、現在の状態と異なる場合がございます/庭付き/駐車場あり | ||
| 情報修正日時 | 2026年7月27日 | 情報更新予定日 | 2026年8月10日 |
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