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「巨匠」の軌跡を辿る |
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神宮前の奥まった通りに佇むこのビル。日本のデザイン、イラスト史に広く名を馳せる、ある「巨匠」の元アトリエだったんです。 ここではお名前をお伝えすることができませんが、是非このコラムを読みながら、どんな方だったのか、想像してみてください。 ある種文化遺産といっても過言ではないようなこの建物。歴史の重みを持ちつつも、なんとも一言では表せない「気のいい空間」でした。かつての面影も含めてご説明していきます。 建物自体は3階層。各フロア統一されたテイストの内装で、大きな作業スペースと物置スペースという、レイアウトに困らないつくりになっています。 ただ、かつての使い方は単純な作業スペースとして使っていたわけではなく、なんとも当時の「遊び心」が窺えるような使い方をされていたそう。 特徴のある2階窓枠からは、上からロールスクリーンが。現状は空になっている物置には映写機があり、映画鑑賞室としても使っていたそうなんです。当時、映写室には数多くの酒瓶が並んでおり、従業員だけでなく当時の漫画家やデザイナーがここに集って仕事の合間に映画鑑賞を行っていたそうです、 3階階段にも「巨匠」の軌跡が。アトリエとして使用していた当初からあったイタリア映画の特大ポスターが今なお残り続けています。 このフロアには物置スペースに本棚が残されており、元々アーカイブ室として使っていたのでしょうか、過去の雑誌名や出版社が書かれたテープが今なお残ったまま保存されており、当時の雰囲気がありありと想像できる、個人的にグッとくる空間でした。 最後にとっておきな空間のご紹介を。最上階の上には、広々としたルーフバルコニーがあり、四方に眺望が抜けたなんとも心地よい空間になっていました。夜景も含め、メンバーたちの憩いの場として活用することができそうです。この部屋はなんと神宮前の花火の特等席。当時、この花火大会の日は従業員やご家族も含め、このビルで鑑賞をしていたそうです。 と、ここまで過去のエピソードをベースにご説明をしてきましたが、現実的な使用上の留意点もご説明します。 まず1つ目は、エレベーターはなく階段のみということ。3階建てのためそこまで苦ではないかもしれませんが、その点ご留意ください。 2つ目は設備について。現状設置されているエアコンやウォシュレット含め、内装設備については全て残置物扱いとなります。年数が経っているものも少なくはないため、実際の内見の際、内装の状況についてはご確認ください。 使用用途は、事務所、店舗として。店舗としては飲食は不可、その他用途は要相談となります。 重みが先行してしまいそうな歴史を持った建物ですが、中はなんとも明るいエピソードが詰まった空間でした。 この「遊び心」、ぜひ引き継いでみませんか。 |
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| 特徴的な窓から、心地よく光が差し込んできます。 |
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| 屋上。昼も夜も、憩いの場として活用することができるとっておきスペースです。 |
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| 踊り場にはかつての特大映画ポスターが。 |
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| どこかに「巨匠」のイラストが隠れていますので、内見の際に探してみてください。 |
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| 賃料 | 132万円(税込) | 建物面積 | 226.35㎡ |
| 敷金 | 6ヶ月 | 礼金 | 1ヶ月 |
| 償却 | なし | 管理費 | なし |
| 所在地 | 渋谷区神宮前 | ||
| 交通 |
副都心線「北参道」駅 徒歩11分 副都心線・千代田線「明治神宮前<原宿>」駅 徒歩12分 山手線「原宿」駅 徒歩13分 |
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| 建物構造 | 鉄筋コンクリート造 3階建て | 所在階 | 1~3階 |
| 築年 | 1991年 | 取引態様 | 媒介 |
| 設備 | |||
| 備考 | ペット不可/本物件内に施された内装設備に関しては、全て残置物/駐輪場あり/貸主指定保証会社加入必須/駐車場あり(本物件敷地内に駐車可能であれば可、越境は不可)/要火災保険契約 | ||
| 情報修正日時 | 2025年11月18日 | 情報更新予定日 | 2025年12月2日 |
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