賃料：

11万円

面積：

39㎡

「南側8畳、真ん中6畳」このひとサイズ感にピンと来たあなた、なかなかの間取り通かもしれません。そう、よくあるのは南6畳、真ん中4.5畳。だからこそ、この“ひとまわり”がもたらす、余白とゆとりが嬉しい。

レトロな内装は、どこかぽかぽかした空気感。南側の窓の真正面には、立派な一本の大きな木。まるでこの部屋のために植えられたような立ち位置で、季節ごとに違った表情を見せてくれそうです。

さらに東側にも窓。いまは視界が抜けていて、芝生の緑と空の青、そして遠くに見える駅前のタワーマンション。気持ちいい眺めです。

……が、東側の隣地では現在、4階建てのマンションを建設中。近々この景色は損なわれ、日の入り方も変わってしまいます。けれどまだ、南側の窓の先にはまだ変わらない空と木がある。そのことに救われる気もします。

収納は、6畳の部屋に大きな押し入れが2つ。趣味が多くても、荷物が多くても、受け止めてくれる収納力です。

水まわりは玄関側に。キッチン横に洗濯機、トイレの前に冷蔵庫、キッチン背面は浴室。廊下に置く調理家電や収納の導線には少し工夫が必要かもしれません。

ところで、立地の話を。

マンションから北に歩いて2分のところには『林試の森公園』。都内でも屈指の“森っぷり”で、都心とは思えないほど緑が生い茂り、鳥の声と木漏れ日の中を歩けば、あっという間に心がほぐれます。四季の移ろいを感じながら愛犬と散歩をしたり、ベンチで本を読んだり。思い思いの時間を過ごせる場所です。

そしてもう一つ。武蔵小山の自慢といえば、やはり『武蔵小山商店街パルム』。全長800メートルを超えるアーケード付きの商店街は、都内最大級。八百屋や惣菜屋、老舗の喫茶店、最新のカフェまで揃っていて、買い物も外食も散歩も全部ここで完結できるスケール感。雨の日だって、傘なしでのんびり歩けるのがうれしいポイント。

駅から7分、日々の生活と自然とがちょうどよく混ざるこの場所で、「ほんのひとまわり」の余裕がくれる、ゆったりした時間を。