賃料：

4万4,000円

面積：

42㎡

倉庫をコンバージョンした、ホリゾントタイプのスタジオです。撮影スタジオとしてはもちろん、POPUPの物販や企画会場などアイデアがあればぜひご相談ください。

場所はみなとみらいと横浜中華街の間、レンガ造りの建造物が立ち並ぶ西洋風情な港町「馬車道」。

いわゆる時間貸しのレンタルスタジオなのですが、今回はメンバーシップの紹介です。登録すれば通常料金が税込7,700円/時間のところ、5,500円/時間の割引料金で利用することができます（記事に掲載の賃料は毎週1日3時間レンタルした場合の月額利用料を仮で算出した金額。実際の請求金額は利用時間に応じて変わります）。

「縁を広げたい」という想いからはじまったメンバーシッププラン。オーナーは寡黙で静かな佇まいのカメラマンさんですが、取材に伺った時はわたしが根掘り葉掘り質問しちゃいまして、カメラマンとして独立してからスタジオを構えるまでのお話や、倉庫をスタジオに改装する際の苦労話など聞かせてもらいました。

世の中にはレンタルスタジオ専用のプラットフォームが多くありますが、借り手と貸し手のコミュニケーションが省略された無味乾燥な感じがちょっと違うなということで、長く愛読している東京R不動産へ相談してくれたのだそうです。

参加条件はプロのカメラマン、企業の方、機材の使用に慣れているアマチュアカメラマンなど、スタッフが常駐せずに無人でも利用できる方であること。とはいえ最初の下見にはオーナーが立ち会ってくれますので、若手の方や機材の扱いに不安がある方でも一通り使い方を教えてくれるそうです。ある意味、マンツーマンでプロのカメラマンに話を聞ける贅沢な時間なるのでは。

賃貸でスタジオを借りるのは初期費用や毎月の固定費を背負うことでもあるので、一歩前のステップとしてお抱えのレンタルスタジオをつくってみるのも手ではないかと思います。オーナーやメンバーシップ利用者同士で緩やかな繋がりもできたら良いですよね。

また、入会料などは一切かかりません。「登録したら必ず●回はレンタルしなければいけない」等の縛りもなく、割引料金で借りられる特典が純粋にもらえる形になります。使わなければお金はかかりません。

撮影スタジオとしてはもちろん、物販や企画会場として利用することも相談可能です。路面ではないので通りすがりの集客は期待できませんが、SNSなどを使って自力で人を呼んでこれそうならば、駅近でアクセスしやすい立地は魅力なのではないかと思います。天井の高い真っ白な空間なので、何を置いても様になるはず。

参加の流れとしては、まずはスタジオへ見学に来ていただき、オーナーから直々に説明を受けてもらいます。撮影以外の利用でもアイデアがある方はぜひお問い合わせください。日貸しなど、やりたいことに合わせてレンタルの形を調整することも可能です。

※掲載の賃料は毎週1日3時間レンタルした場合の月額利用料を仮で算出した金額。実際の請求金額は利用時間に応じて変わります（利用しなければ費用はかかりません）

※使用時間は平日：8:00-20:00、休日：9:00-18:00（それ以外の使用は要相談）

※屋上の利用は別途料金（33,000円/日）が発生します

※スタジオ公式サイト：TORU LABO

写真 ©上甲尚弘