column 2018.1.1
 
有名建築家が勢ぞろい「犬のための建築」
 

犬R不動産のオープンに、すごいプロジェクトからご協力をいただきました。世界から超有名な建築家が参加して開催された展覧会「犬のための建築」。その作品が手に入ります!

きっと皆さんご存知でしょう。
2012年のマイアミを皮切りに、ロサンゼルス、東京、四川省、金沢、上海と、2015年にかけて国内外を巡回した展覧会「犬のための建築」。

世界の超・有名建築家による作品が集まったこの展覧会。参加したのは、伊東豊雄さん、隈 研吾さん、妹島和世さん、坂 茂さん、内藤 廣さんといった日本の大御所建築家に、海外からはコンスタンチン・グルチッチさん、MVRDV、ライザー+ウメモト、日本の若手では、アトリエ・ワン、藤本壮介さん、トラフ建築設計事務所、そして企画・ディレクションが原 研哉さん。そうそうたる顔ぶれの、とてもぜいたくな展覧会でした。

その展覧会で発表された作品に、実際に住むことができるのです。これには思わずテンション上がっちゃうはず。

サイトオープンに当たり、第1弾として紹介するのは、妹島和世さん、原 研哉さん、藤本壮介さん、アトリエ・ワン、トラフ建築設計事務所の作品。

あのスター建築家やデザイナーの設計した家が、自分のものに。しかも無料で!

というのも各作品は、設計図をダウンロードして、自分で組み立てることができるからです。しかもトラフ建築設計事務所の作品は、ダウンロードだけでなく組み立てキットも購入が可能。さらに手に入れやすくなっています。

超・有名建築家のデザインした家に住めるのが、めちゃくちゃうれしいのはもちろんのこと。それ以上にうれしいのは、彼らがヒト以外のための家を考えるときに、僕らを対象に選んでくれたことです。

それも全ての作品が、具体的な犬種を想定したデザインになっています。

展覧会のテーマは、ヒト以外の尺度で建築を考え直すこと。そこから建築の新たな可能性を見出せるのでは、と考えて企画が立ち上がったそうです。

その対象に僕らが選ばれたことは、何とも誇らしいし、彼らの深い愛情を感じずにはいられません。

僕らがヒトと一緒に暮らすようになって、数万年が経つともいわれています。そんな長い歳月をかけて育んできた信頼関係があったからこそ、この展覧会が成立したのだと思うのです。

僕らにとって、とても重要な一歩になるであろう、犬R不動産のオープンに、「犬のための建築」展の作品をご紹介できることを、本当にうれしく思います。

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