賃料：

13万円～14万6,000円

面積：

64.10㎡～69.60㎡

埼玉の県北東部に位置する白岡市。大宮駅まで約13分、上野駅までは約40分という利便性の良さから、ベッドタウンとして暮らす人が多い街です。

この白岡にて、地域が盛り上がるような建物を建てることができないか、かねてより模索していた大家さんが、設計事務所と一緒に集合住宅を新築しました。

コンセプトは、「集まり、繋がり、街に開かれる集合住宅」。住まいだけではなく店舗（趣味、仕事）もできる集合住宅で、共用部を介してつながる合計6棟の長屋が敷地内に立ち並んでいます。

間取りはどの棟も、がらんどうで間仕切りのないつくり。店舗や事務所部分は、棚や家具などで好みの形にレイアウトされる前提につき、できる限り制約が生まれない仕様にしています。

内装は、オークのフローリング、白塗装の壁、toolboxのミニマルキッチンといった内装で基本的な部分は統一されてますが、2階部分の天高が約4m程ある区画や、屋上がついた区画などもあり、各棟ごとに個性もあります。

基本的なつくりとして、店舗や事務所などで使用することを想定された1階部分などは大きなガラス張りの窓で視認性が良く、外部から街へ開かれていることがわかるような設計になっています。

さて、こちらの物件ですが、兼用住宅として計画した理由のひとつに、地域マルシェをきっかけに聞いた地域の声というものがあります。

というのも、大家さんと設計事務所は、なんとこの集合住宅を計画する5年前からこの辺りで定期的にマルシェ実施していたそうで。

5年前からマルシェはだんだん規模が多くなり、現在では年2回定期開催されていて、現在は出店者40店舗以上、来場者2500人程という規模になり、地域の方とのつながりも増え、次第に出店者の声がふたりの元へ届いてきました。

それは、マルシェに出店される実店舗を持たないスタイルの方は、店舗を持ちたくても立地条件が良いところは賃料も高く、工事費用もかかってしまうため、コストをたくさんかけたこだわりあるものを販売することがなかなか難しいというもの。

そこで住まいと店舗を両方兼ね備える建物ができれば、その問題をクリアできると考え、今回の集合住宅を計画するに至ったようです。

また、マルシェをきっかけに交流が生まれた地域の方々も、自分たちが住む街を良くしていきたい、地域の子供に思い出を残したいという想いがある方が多くいるということも分かりました。

長年マルシェで築いてきた繋がりと地域コミュニティを融合させることで、地域に開かれた建物として根付いていきたい。

そんな大家さんと設計事務所の想いがつまったプロジェクトが、これから始動していきます。

もちろん、店舗だけではなく、趣味の部屋や、事務所、アトリエを兼ねた使い方でも。気になる方は一度見にきてください！

【募集条件】

A棟：成約済み

B棟：成約済み

C棟：賃料146,000円／64.6㎡／屋上付き

D棟：成約済み

E棟：成約済み

F棟：賃料130,000円／64.1㎡

※その他条件は全て同じ