ここは茨城県内の工務店が集まり、それぞれがこだわりのある家を建て、つくりあげた街。地元の木が使われた家や小さな平屋など、この街に立つ家はどれも特徴があります。
木々や花など自然も豊かで、今まで見たことがあるようでない、不思議な感覚になる街。
街は全75区画で、中心に共有の広場があります。加えて、この街には市に認可された建築協定があるため、敷地境界に塀がありません。おかげで敷地から広場に自由に行き来できるので、子どもたちは家々を縫うように走り回って遊んでいます。
今回ご紹介する物件は共有の広場に面した家。街もさることながら、家にも工務店のこだわりが。床のフローリング、現しにされた梁などの構造から木の温もりが感じられる空間に仕上がっています。
特筆したいのは、内装だけではなく窓や壁などの断熱がしっかりしているところ。床・壁・天井に断熱材、窓はトリプルサッシを使用。冷暖房効率を高めているので、夏・冬どちらも少しの冷暖房だけで快適に過ごすことが可能です。
間取りは1階にLDKとトイレ、2階は居室とお風呂などの水回りという構成。個人的に気に入ったのは2階。今は広い1室ですが、家族の成長に合わせて必要であれば部屋を区切ることが可能です。あとキッチンのコンロも、お鍋などを温めながら食事ができるテーブルになる変わりものです。
最寄りのつくば駅からは約15分の場所。駅からは筑波大学や企業などの研究施設のあるエリアを抜け、住宅地に入っていきます。周りには地元の方が管理する山や川があり、自然が身近に感じられます。
近くにはスーパーやコンビニもあるので、日用品の買い物などはそんなに困らないかと思います。ちなみに土浦北インターチェンジからも車で約10分です。
この街に住み始めた方は、ご夫婦や子どもがいる世帯などさまざま。この街や個性的な家が気に入った方が多く、共用の広場を自主的に管理するなどしているとのこと。
エリア外かもしれませんが、ちょっと変わった新しい街に興味が出てきた方はぜひ。
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