賃料：

39万円

面積：

59.88㎡

港区麻布狸穴町。かつてはタヌキが住んでいたという伝説が残る、都心とは思えないほど静かで起伏に富んだエリアです。

今回ご紹介するリノベーションされたばかりの部屋は、そんな歴史ある土地の坂道の途中にありました。

扉を開けてまず驚くのは、リビングとダイニングを繋ぐ段差です。単なる１つの空間ではなく、この高低差が空間に心地よいリズムを生んでいます。

天窓から降り注ぐ光を感じながらダイニングで食事を済ませ、数段上がってリビングのソファへ。この何気ない動線が、オンとオフを切り替えるスイッチになってくれそうです。

またこの段差、実はペットにとっても格好の遊び場になりそうです。

リビングの窓からは、緑が用意されたテラスが。ふと目をやると、目の前の「鼠坂（ねずみざか）」を下校途中の小学生が通り過ぎていきました。

部屋は他にも2つ。それぞれコンパクトに用意されています。

麻布十番の喧騒からわずか徒歩7分。そこには、夕日がふんわりと差し込む、穏やかで優しい時間が流れています。

都心の利便性を享受しつつも、坂の街ならではの「風景」と「リズム」を愉しむ。そんな少し通な暮らしが、ここなら叶いそうです。