賃料：

16万2,000円

面積：

52.04㎡

気になるキーワードが並ぶ住まいの紹介です。

場所といい、昔懐かしい建物といい、刷新された室内といい、絶妙なバランス感を気に入ってくれる方も多いのではないでしょうか。しかも今回の募集は、50室中4室しかない庭付きの区画です。

舞台は高円寺、元社宅だったしっぶい団地をテーマに、設計を担当したのはR不動産の馬場正尊率いるOpenA。2棟ある建物をフルリノベーションし、団地ならではの広い敷地を活用した新しい集合住宅です。

広さはどの部屋も一律52.04㎡。昔ながらの間取りと欄間や柱の跡を残しながら、足触りのよいフローリングと、白を貴重としたシンプルな設え、コンクリートの表情を生かしたラフな仕上げで刷新され、現代の暮らしに合う空間に生まれ変わりました。家具レイアウトの邪魔にならない引戸中心の間仕切りは、風や光も抜けやすく心地よさが増します。

この部屋の前に広がる庭は思いのほか広く、目隠しのないオープンなつくり。おとなりと顔を合わせたくない人だと持ち腐れになりますが、人目を気にせず楽しめる人ならかなり使い出のあるスペースで、土の部分は菜園やガーデニングなどご自由に。アスファルトの部分はテーブルやベンチを出し、ときには友人を招いて食事をしたり、目の届く範囲で子どもを遊ばせられたりと、庭のある暮らしに想像が膨らみます。

リビングのとなりには、庭の出入りに使いやすい5帖ほどの洋室があります。庭仕事や庭時間をたっぷり楽しみたい人ならお手入れ道具の置場や作業準備の部屋に、あるいは庭と関係なく趣味の部屋や書斎のような使い方にもフィットしそうです。メンテナンスが楽なPタイルの床と有孔ボードの貼られた壁も、ぜひ活用してみてください。

そして、この場所のいちばんの特徴は、店舗と住居が交わり合う日常の面白さ！ おとなりの棟の1階部分には、クラフトビール屋さんや焙煎珈琲屋さんなど、建物の顔となる小さな店が軒を連ねます。サンダルをひっかけてふらっと遊びに行ける距離感がたまりません。

ときには前面の芝生庭でマルシェを開催したり、住人同士の忘年会やもちつきなどの季節行事が企画されたりと、仲間づくりのきっかけが身近にあるのも特徴です。多様な人や暮らし方が共存する形も、高円寺の街に通ずる魅力になっているような気がします。

高円寺と阿佐ヶ谷の中間に位置し、両駅から高架下を歩いてこれるので、暑い夏には日陰を、雨の日にほぼ傘をささず行き来ができるのもうれしいところ。反面、注意点は高架を目の前にした敷地のため、電車の音がある程度避けられないところでしょうか。

とはいえ、家も街も人付き合いも楽しみたい人にはおすすめですし、今年は新築棟も完成し一回り大きくなったコミュニティで、新しいワクワクが生まれそうな期待もあります。

賃料：162,000円＋管理費：7,000円＝月額合計：169,000円

※室内と専用庭の写真はリノベーション完了当時のものです

※入居開始は12月以降を予定しています

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