賃料：

41万8,000円 (税込)

面積：

125.40㎡

ダークブルーに鈍く光るタイル、重厚感ある佇まい。節々からにじみ出る渋い雰囲気に、思わずクラっときてしまうレトロビル。

いまだに印刷工場としても稼働している建物。その4階にある、印刷会社の作業場兼事務所として使われていた区画が、このたび約30年ぶりのバトンタッチです。

でも残念なことに期限付き。まだ確定しているわけではありませんが、現時点では2028年9月末の契約期間満了後、建替えを予定しています。そのため基本的に再契約はできません。

その代わりに、柔軟な使い道が許されるのがこの物件の醍醐味。火気を使わない業種であれば、事務所をはじめ店舗やスタジオなど、幅広く相談できます。

室内に足を踏み入れると、3.3mほどの高い天井と退廃感が醸し出す、独特なオーラに包まれます。この雰囲気に惹かれて、ほかの区画にはスタジオやギャラリー、グラフィックデザイン事務所など、クリエイティブな方々が入居し、面白く使われています。

共用の屋外廊下につながる重い扉を開けると、室内にたっぷりと自然光が差し込みます。中庭側の窓も開ければ、風が通り抜けるため、過ごしやすい季節は窓も扉も開け放して使うのが気持ちいいかもしれません。

場所は神楽坂駅のほど近く。建物周辺は印刷業界の工場やビルが多いですが、駅の方に近づくにつれて、古い建物を改装した雰囲気のいい店やおいしい飲食店が並びます。

年月を経て醸成された空気感を良いと思える方にこそ、使っていただきたい物件です。