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奥に残された記憶 |
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設計を手がけたのは、隈研吾建築都市設計事務所出身の設計者。 しっかりとした建築的な視点が効いているからこそ、大胆さと繊細さが同居しているのでしょう。 まず目を引くのは天井。思い切って抜かれていて、小屋裏の構造がそのまま現れています。 梁や勾配のラインがあらわになることで、実際の面積以上に空間に奥行きが生まれ、開放感は想像以上。「隠す」のではなく「見せる」デザインが、この家をぐっと伸びやかに見せています。 リビングには4本の緑の柱が立ち、その存在が空間のリズムをつくっています。外観もポップな色味で、ひと目見てちょっと楽しい気分になれる。けれど、チープさ感じず。色づかいのバランスや素材感の選び方に、センスを感じます。 床もユニークで。リビングの南側以外は、あえて構造用合板のまま仕上げ。これを「未完成」と見るか「余白」と見るかは住み手次第。 カーペットを敷いて温もりを加えてもいいし、塗装して素材感を楽しむのもあり。暮らしながら手を加えていける余地がある、そんな自由度の高さが魅力です。 さらに外にも豊かさがあります。窓の外には観賞用の庭とウッドテラス。池まであるのだから驚きです。都市の住まいにこうした「外の余白」があると、日常の時間がぐっと柔らかくなる。ちょっと外に出て風を感じるだけで、暮らしの質が変わっていく気がします。 場所は駒込。駅からは少し歩きますが、住宅街を奥へ奥へと進んでいくそのアプローチも含めて、この家の「隠れ家」感を強めています。 都会にいながら、落ち着きと遊び心を両立できる空間。既存を活かしながらも新しさをまとったリノベーションの好例だと思います。 |
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既存を残し、新たな要素を足す。楽しげのあるリノベーションです |
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リビングの南側は1段下がっていて、赤いカーペットが敷いてあります |
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水色に塗装された可愛らしい外観をしています |
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リビングの南側は庭が最も近く見える場所です |
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賃料 | 28万円 | 建物面積 | 103.75㎡ |
敷金 | なし | 礼金 | 1ヶ月 |
償却 | なし | 管理費 | なし |
所在地 | 豊島区駒込 | ||
交通 |
山手線・南北線「駒込」駅 徒歩10分 南北線「西ヶ原」駅 徒歩8分 |
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建物構造 | 木造 2階建て | 所在階 | |
築年 | 1988年 | 取引態様 | 媒介 |
設備 | エアコン4基/追いだき/ウォシュレット | ||
備考 | ペット不可/庭・池は借主にて管理/保証会社利用必須(初回保証料:賃料の50%、更新料:年額10,000円)/預かりメンテナンス費:280,000円(退去時、原状回復費用に充当)/更新事務手数料:16,500円/庭付き/バイク置場あり/要火災保険契約 | ||
情報修正日時 | 2025年9月15日 | 情報更新予定日 | 2025年9月29日 |
