賃料：

14万6,000円

面積：

47.58㎡

写真が少なくてゴメンなさい！建築家によるデザインのすてきな長屋に、空きが出ることをいち早くお伝えしたかった今回。

少ない写真からも、その良さはひしひしと伝わってくると思います。天井が高く、掃き出し窓に加え、高窓も設けられた室内。ナチュラルな色味の床に加え、梁や柱など、ところどころに露出した木のエッセンスがアクセント。

その他にも、ややグレーがかった塗装の壁や、僕らのグループサイトtoolboxのミニマルなバーチ材のキッチンと、普通の賃貸住宅にはない仕上げが魅力的です。

オーナーはこの地で40年以上事業を営んでいて、この街に夫婦やお子さんのいる家庭が多いことを熟知していたため、その層をターゲットに設計されているそう。内装の良さに目が行きがちですが、間取り図に着目してみると、それが腑に落ちるような、バランスの良い間取りというのが読み解けます。

まずリビングは開放感を重視し、天井高を確保。リビングと別に設けられた洋室2部屋の上には、リビングからアクセスできる12.7畳のロフトを設けて、たくさんの荷物が置けるように設計されています。ロフトは募集面積に含まれていないため、収納量と天井高も相まって、きっと表記面積以上にゆったり、そしてのびのび暮らしていただけると思います。

最寄駅は宿河原駅ですが、普段の交通には自転車で6分ほどの登戸駅を利用するのがおすすめ。この登戸駅ですが、快速急行に乗れば新宿駅までなんと17分。千代田線への乗り継ぎもしやすく、例えば表参道駅までであれば所要時間18分ほど、日比谷駅までであれば28分ほど。都内の駅から電車に乗るよりも、早く目的の駅までついてしまうという現象が起こり得そうな駅なんです。

環境面でも多摩川が近く、土手を気持ちよくランニングできますし、豊かな自然が残る生田緑地も自転車でふらっと行ける距離。都会まですぐに出られて、住まいはのんびりした環境と、落ち着いて暮らすにはもってこい。

そして何より、建築家が創り出したこだわりの空間に住めるのがこの家の魅力。仕事を終えて家に帰る時ワクワクできるって、なかなかできない経験だと思います。

設計：百武けやき＋石井航