賃料：

6万4,000円～6万7,000円

面積：

9.42㎡～10.14㎡

昭和初頭からこの地に立ち、流れる時代や変わっていく街並みに左右されることなく、住まい手を見守ってきた大きな平屋。

一時は空き家でしたが、そんな平屋の灯火を絶やさぬように導き出された答えは、この家をシェアハウスとして運用していくことでした。

そしてこの建物がシェアハウスへとコンバーションされ、約10年ほどが経った今、引っ越しのタイミングが重なり3室が募集中。

それぞれが約10平米前後、昭和の香りを色濃く残す部屋、床が張り替えられ、レトロさを残しつつもきれいに整えてある部屋と、似ているようで異なるテイストの部屋から、好みに合わせて選べる状況です。

自分だけで一人占めできるスペースはコンパクトですが、共用スペースをその時の気分でゆったりと使えるうえ、シェアメイトと顔を合わせれば会話が生まれていくのが、このシェアハウスの大きな魅力。

おばあちゃんの家に来た時のようにくつろげる懐かしい居間、真っ青な青空も月が浮かぶ夜空も眺められる濡れ縁、毎日でも入りたくなるヒノキ風呂。キッチンはタイル張りでかわいらしく、2〜3人で調理しても差し支えないくらいの広さなので、毎日ここで料理をするのが楽しみの一つになるかもしれません。

決して最新の住宅のように安定した快適さはありません。不便さを受け入れ、工夫しながら住んでいく、そんな覚悟が必要な家だと思います。

入居者はこの建物の雰囲気を気に入って、愛着を持って住んでくれた人ばかりだそうです。年に一度オーナーが中庭でのBBQを企画してくれるそうなのですが、そこにはこの家を巣立っていったOBも来るといった話からも、この家が住まい手に愛され続けてきたのだなということを感じ取ることができました。

他の人と一つ屋根の下に住むという特性上、好き嫌いがはっきりと分かれる物件だと思います。でもこの東京の街で「おはよう」や「おやすみ」の挨拶ができる、ふとした時に約束しなくてもコミュニケーションが取れる相手がいる暮らしというのは、孤独を感じず快適に暮らすための良いスパイスとも言えると思います。

一人暮らし向けの物件を探していたけれども、シェアハウスも良いかも！？と思ったら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

＜募集区画＞

ROOM3（9.47㎡）：賃料64,000円、共益費15,000円

ROOM4（10.14㎡）：賃料65,000円、共益費15,000円

ROOM6（9.42㎡）：賃料67,000円、共益費15,000円