約14㎡の超コンパクトな空間ながら、極限まで空間を立体的に使い切るリノベーションにより、まさかのリビングとワークスペースまで確保した凄腕物件。
1階には2022年7月に、美味しいコーヒーと焼き菓子があるカフェ『私立珈琲小学校』がオープンしたばかりですが、錦糸公園まで徒歩1分ということもあり、すっかり地元に馴染んだ人気店になっています。
無垢フローリングの床に躯体現しの壁、合板で囲った壁の中には水回りが超コンパクトに、効率よく収まっている様子は、住居というよりはホテルのよう。
ロフトスペースは高さ1,200mm、横幅2,100mm×奥行940mm程度と、ちょうどシングルの布団が収まるサイズ。
壁が斜めになっているため、厚みがある布団だと足元部分で若干キュッとなりそうですが、ギリギリ入ります。ロフトの入口の大きさ的に、柔軟性のないマットレスだと入らないのでご注意ください。
ロフトの下はハンガーバー3本が渡され、ウォークインクローゼットとしてもなかなかの容量が確保されています。一角の造作デスクは座卓として、書斎的に使えます。
玄関入ってすぐのキッチンには、90Lの冷蔵庫が設置済み。IHコンロは家電で移動できるタイプのものが用意されているので、食材を切るときには調理台を広く使えるのがいい感じです。
洗濯物はバルコニーでも干せますが、洗濯乾燥機も設備として設置されていて、家電選びに悩むことなく身軽に入れる物件です。
デザインの良さもさることながら、下駄箱もしっかりあるし、少しでも物が置けそうなスペースには棚やハンガーが用意されていたりと、このコンパクトな空間にして、驚くべき収納量が確保されています。
錦糸町という街はノーマークだった、という方も多いかもしれませんが、物件のすぐ近くに大きな錦糸公園があり、その脇のオリナスは、いわゆるフードコートやシネマコンプレックス、ショッピングモールからなる巨大な複合施設。他にもヨドバシカメラ等の入った駅ビルがあったり、飲食店も豊富でとても暮らしやすそうな街並みです。
この、必要な機能が建物の外部に豊富な街並みと、ワンルームマンションというよりお気に入りのホテルのような物件の組み合わせは、相性がいいと感じました。
重要なのは1点!エレベーターなしの5階になります。
面積で見るとびっくりするくらい小さく思われがちですが、実際には面積以上の使い方ができますので、これくらいの価格帯で、もう少し広めでお探しだった方も是非。
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