青山の路地の奥。そこに潜むようなこの建物には、思いもかけない、さまざまな空間が用意されていて驚かされます。
目玉は、なんといってもメインのスペース。天井高は約4.5m。
そしてまるで大きな額縁のような、巨大な木製サッシの窓から差し込む光は、落ち着いていて優しい雰囲気。
そんな安定した光を求める仕事に向いているスペースだといえるかもしれません。
オフィスとしては、ここがメインのワークスペースになるかと思いますが、このスペース以外にも、この物件にはさまざまな空間が入り組むように仕組まれていて、楽しませてくれます。
例えば……。身を屈めなければもぐり込めない秘密のロフト。思いがけないところから他の階が覗けたり、ナゼか3畳の和室が隠されていたり……。
吹き抜けの高い天井もいいけれど、穴蔵のような低い空間にこもるのも、またいい。
視線が抜ける大空間も当然気持ちがいいけれど、隙間をすり抜ける楽しさもまた。
明るい空間も素敵だけれど、スリットから差し込む光はちょっと神秘的。
なによりも、そんな空間がこれでもかと盛り込まれた、こんな物件にはなかなか出会えません。薄っぺらなデザイン物件にはない良さを楽しんでもらえたら。
実はこの物件、地上1階から地下2階というのが建築上の階数の扱いです。
メインのスペースは地下2階部分。
でもきっと入ると驚くでしょう。地下といっても、仕方なしにつくられた地下じゃない、むしろ積極的に地下、という選択。この空間をつくるため、かなりの労力と費用をかけてわざわざ掘られた地下なのです。
夏は涼しく、冬は温かく、一年を通して温度が安定しているのも、地下ならでは。
そんな空間を、秘密基地気分で楽しんでいただける方に、ぜひ。
※写真は全て以前の募集時のもの
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