価格：

無料（ダウンロード）

面積：

木でできたゆるいスロープ。素朴なつくりに見えるけれど、実は色々考えられているらしい。

一番意外だったのは、プールサイドのデッキチェアみたいにして、ヒトがゆったり座れるってこと。庭で使ったりしても、いいかもしれないですね。

このスロープは、ダックスフントくんたちのために、アトリエ・ワンがデザインしたもの。脚が短いし、腰もすぐにギックリをやっちゃう彼らでも、高いところに上れるようにと考えてつくられています。

すると、ゆったりした傾斜のスロープになるので、なんと人がちょうど寝られるぐらいのサイズになる。ということらしい。

さらにこのスロープは、積み重ねられるようにもなっているとか。2段ぐらい重ねると、ちょうどヒトと目線が合うぐらいの高さで、背の低い彼らでもヒトたちと親密な距離感で触れ合える、というわけ。

もっと高く積み重ねれば、もっともっと上まで行かれるし、これは行動範囲がグッと広がっちゃうかもですね。

あと踊り場の部分は穴っぽい感じになるので、潜って獲物を捕るという彼らの本能も刺激されちゃったり。

実用と遊びをゆるくミックスしてつないでくれる、楽しい建築です。

図面のダウンロードは無料なので、いくつかつくって組み合わせて、楽しく使ってみてください。ダウンロードはこちらから。

ARCHITECTURE FOR LONG-BODIED-SHORT-LEGGED DOG （フリーダウンロード図面）