

ギャラリーは「ヒガシ」に移りけり
このところ、東京の現代アートギャラリーが「東」に移ってきています。

向かって左が「CASHI」ギャラリー。右隣にも、「ラディウム」ともう1軒ギャラリーが続いています。オープニングパーティー人で賑わっていました。
一個前のエントリで書いたTARO NASUは東神田だし、草間彌生を扱うオオタファインアーツは豊洲、奈良美智・蜷川実花などを扱っている小山登美夫ギャラリーをはじめ、タカイシイ、シュウゴアーツ、hiromiyoshii など8軒の現代美術ギャラリーが集まるビルがあるのは清澄白河、ほかにもラディウム(浅草橋)、ギャラリー・ハシモト(東日本橋)......。うちの事務所がある神田からはどこへも自転車で行けるため、このところ快適なアート・(チャリ)クルーズを楽しむ日々です。
そんな中、R不動産で契約を決めてくださったお客さんの物件で、また東側に2軒ギャラリーがオープンしたのでお知らせです。
「CASHI」。浅草橋。こちらのギャラリーのディレクターはなんと、22歳。今いる日本のギャラリストのなかでも最年少です。「同じ年代だからこそ伝えられる、若手作家の魅力を発掘して見せていきたい。海外では私より若いギャラリストだっています」。したがって紹介するアーティストも20代前半中心。楽しみです。

みな20代前半と、若くフレッシュなアーティストの作品が並んでいました。
「ANDO GALLERY」(下の図版)。こちらは清澄白河。ちょうど東京都現代美術館の真向かいの道を入ったすぐのところにあります。
外観は、コロッとかわいい白い小さいキューブ状の建物。中に入ると、真四角のホワイトキューブ(白く塗られたギャラリーの展示空間のこと)がお目見え。先日のタロウナス・ギャラリーは細長い空間でした。ギャラリーによって、空間の個性も少しずつ違うのが面白い。ここのギャラリーは、彫刻家・舟越桂の素敵な版画を定期的に出版していることでも知られています。
しかしここのところ東京、本当に現代アートのギャラリーが増えました。 ここ2、3年で20軒近く多くなったのではないでしょうか?
上2点がCASHIの写真。※1点目の写真は、2軒並んでいるうちの左がCASHI。右は、ラディウムという、やはり現代アートのギャラリーです。
下がANDO GALLERYの写真。

改装前

完成後

