2009.9.15 |
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東エリアレポート「東神田ジャンボリー → ワンドロップカフェ」
去る8月29日(土)、以前このブログでも紹介した フクモリとnoya op(ノヤオプ。yoshinobさんがオープンさせた金土のみの週末限定ショップ)にて、音楽と食のイベント「東神田ジャンボリー 〜夏の終わり、東神田に奏でる夕涼み〜」が行われました!
写真提供:フクモリ
今回のイベントは、フクモリさんとnoya opさんのスペースを使って、1時間おきに交互に場所を変えてライブとDJタイムを楽しむといった構成。そのため、お客さんはフクモリさんとnoya opさんを自由に行ったり来たり。お隣同士の建物だからこそできる楽しみ方ですよね。
心地よい音楽は店内にとどまらず前面の道路まで流れて。
集まったたくさんのお客さんたちは、音楽とおいしいお酒&料理を味わいながら、ゆったりとおしゃべりを楽しむ。イベントのタイトル通り、まさに「夕涼み」の風景でした。
屋台も出現。
こちらはフクモリのお隣のnoya op。(場内は撮影禁止だったので写真は外観だけです。あしからず)
オフィス街の一角に目を惹くお店が。エントランスは特に手を入れず、ほとんどそのままだそうです。
この東神田エリアはもともと問屋・オフィス街なので、数年前までは若者たちが集まってくる光景なんて、ほとんど目にすることはありませんでした(このエリアの街自体をギャラリーに見立てたアートイベント「CET」などで人が集まったことはもちろんあったけれど)。ここ最近は、ギャラリーやショップ、おいしい定食屋さんやカフェ、デザイン系のオフィスが増え、こんなふうに日常風景として、若者たちが集まるようになってきたんだなということを、改めて感じたのでした。
以前このブログでも紹介した日本橋小舟町にある
「オフィス・エコー」でも、月に一度、クラブイベント「日本橋松尾倶楽部」が開催されて賑わいをみせているとか。東エリアの日常風景は確実に変わってきているようです。ぜひ一度......いや、一度と言わず二度、三度、東エリアに遊びに来てみてください!
ちなみに、フクモリでは様々な分野のワークショップ「any-Lesson」が開かれているようです。10月11日(日)にはフラワーアレンジメントとマクロビオティックのワークショップが開催予定だとか。
そういえば。
この近所で東京R不動産で紹介した物件がカフェとしてオープンしたことを思い出し、東神田ジャンボリーを後にして、テクテク歩いて岩本町方面へ。
こちらが、7月にオープンしたばかりの「OnEdrop cafe」。
もともとは、車の整備工場として使われていた物件です。
カウンター席もあります。
店内はこんな感じ。
天井が高く、広々としたゆとりのある空間で、とても居心地がいいんです。いろんな種類のソファが置かれていて、一見家具屋さんにも見えます。どの席でもゆったりと過ごせそうです。何度も通ってお気に入りの席を見つけるのもいいかも。
もと車の整備工場らしいザックリとした床がいい味を出していて、大きなシャッターもそのまま残っていました。
お豆とひき肉のカレー(800円)をオーダーしてみました。美味しかったです!
いい味なのは、空間だけではありません。
お料理も、しっかりいい味なんです。店の居心地の良さ、お料理のおいしさは、なかなか伝えきれないので、ぜひ実際に足を運んで堪能してみてください!
このガラスブロックが、なんかいい。店長の小松さんもお気に入りだとか。
OnEdrop cafeの店長小松さんいわく。
「東京の西側でこんな広いスペースを借りようとなると賃料がグンと高くなってしまうし、内装だっておしゃれに作り込まなくちゃいけないけれど、このお店の内装は、そんなに凝ったことはしていないんです。こっち(東エリア)だとこのくらいのゆるさが逆にちょうどいいと言うか(笑)
また、この物件に決めたのは、広さがポイントでした。ゆくゆくは、音楽イベントやアート展などのギャラリー使用とか、いろんな企画を開いていきたいと考えているんです。今日、"東神田ジャンボリー"に行ってきたんですか? この辺も若い人たちのお店やオフィスが増えてきていますから、どんどん若い人たちをこのエリアに呼び込みたいですね」
トイレの壁に"ワンドロップ"の絵が。描いたのはアーティスト Dog-Rさん。
「このお店は始まったばかりで、これが完成形ではない」とお話ししてくださった小松さん。なるほど、OnEdrop cafeもこのエリアの風景もまだまだ変わっていくのかもしれません。