価格：

4,180万円

面積：

51.53㎡

のんびりほっこり楽しく暮らせそうな家。目から足裏から、そんな印象が伝わってきて。

床と壁一面には木のぬくもりを感じる杉板を、もう一面の壁には足場板の本棚を散りばめて。天井はボードを抜いて、コンクリートむき出しに。売主がリノベーションしてから約13年が経つので、結構良いアジが出ています。

都会の隙間を縫うように広がる、窓からの眺めもいいんです。バルコニーの先には青空が見えて、南西側の窓からは隣地のお寺の緑も楽しめます。日中はカーテンを開け放して、その景色を楽しみたいところ。

その他にもキッチンの壁面は細かなタイル張りだったり、可愛らしい洗面台や、洗濯物を干す時に便利なガス管のハンガーパイプなど、見どころがつまっています。

また写真のご用意がないのですが、今回の区画にはマンション内のトランクルームの使用権が付帯します。それなりに荷物がたくさん収納できるそうなので、部屋の収納だけでは足りないかもと不安になった方はご安心を。

物件からの最寄り駅は高輪ゲートウェイ駅、あるいは高輪台駅。その他にも京急線が通る泉岳寺駅や、品川駅も徒歩圏内のため、飛行機や新幹線を使う出張が多い方には願ってもない立地かと。

さてここからは現実的な話。まず物件の敷地は借地権のため、住宅ローンを組める銀行がかなり絞られているうえ、ある程度の自己資金を求められる可能性が高いです。

次に物件の状態について。リノベーションしてから約13年が経ち、中にはリノベーション時に手を加えていない箇所もあり、そのまま住もうと思えば住めるものの、やはり設備や内装等、何ヶ所か手直ししたいという思いは芽生えることになると思います。プラスαで改装費用が必要ということは頭の片隅に置いていただけたら。

実はこの家、オーナーが引っ越してからこれまでの8年間、ずっと同じ方が賃貸で住んでました。退去時には「とても住み心地の良い家でした。リビングの本棚が良くて、次の家でもマネしちゃいました。」なんてほっこりムードで。愛着を持って住んでくれていたからか、びっくりするくらい室内もきれいで。

そうやってオーナーにも借主にも愛されてきた家を、大切に引き継いでくれる方がいたらうれしいです。