価格：

3,400万円

面積：

128.13㎡（土地）

★ 価格が下がりました ★

「実家をどうするか」はなかなか重く、多くの方が直面する可能性のあることではないでしょうか？

ご紹介の土地の売主さんも、そんな家の事情に直面し、出した答えは次の世代への売却。

しかし、単なる土地の売却ではありません。

売り方としては「建築条件付き土地」なのですが、いわゆる「建築条件付き土地」ではないのです。

この土地の建築条件は、「ここで育った売主さんが設計の家を建てる」というもの。

売主は「植本空間設計舎」という住宅に精通している設計事務所を主宰している方なので、土地の形状・隣家との関係・景色が抜けている方角などの考慮だけでなく、「ここをこう使うとよい」という長年住んでいた経験者だからこそ知っているポイントをおさえた設計がされています。

そんな家を建てることが建築条件、ということです。

場所は横浜市栄区公田町という、高台にある静かな住宅街です。近くに大船駅行きのバス停があるので、都内や横浜・鎌倉方面へのアクセスが良いのがポイント。ちなみに、最寄り駅は根岸線の本郷台駅までは徒歩16分です。

周りは同時期に分譲された家が建ち並び、近年建替え等の世代交代が起こっています。

用意された設計プランは「通り土間のある家」

郊外の自然豊かな暮らしを想定し、南北に貫く「通り土間」が特徴的なプランです。面積は約101㎡（約30.7坪）。間取りは4LDKで、夫婦と子ども2人の想定です。

「通り土間」が、透けた階段と吹抜を通して上下にもつながっていて、「通り土間」寄り添うＬＤＫが空間の中心です。「通り土間」とは格子で仕切られ、畳コーナーも付属します。水廻りは北側に集約。コンパクトな家事動線が実現されています。

通り土間が不要な方や個室が1室でいい方のために、バリエーションプランも2種類用意されています。

内装もしっかり設計されています。

木を多用した内装で、メインの壁にはエッグウォール+調湿プラスターボードで調湿性にも配慮しています。 植栽も、もともと植えられていた木を部分的に残し、道路からの目隠しや木陰をつくるのに役立ちそうです。

追加費用はかかりますが、長期優良住宅（耐震等級3、温熱等級5）、フラット35Sの取得も可能です。

見た目だけではなく、性能にも配慮されているのはポイントかと思います。

間取りや仕様の変更についてですが、土地形状、建築基準法などの建築条件、隣家との関係性、景色や風が抜ける窓の位置などを悩みに悩んで設計に落とし込んでいるので、売り主さんとしては、まずはこの間取りを気に入っていただける方を優先したいそうです。その場合でも、間取りの部分的な変更や仕上、家具、機器類を好みのものに変えることは可能です。

大きな間取り変更や一から設計をやり直すことも、変更の度合いに応じて追加費用をいただければ、対応は可能とのことです。設計の追加費用は一から設計をやり直す場合で150万円となります。

より詳細な図面等はお会いした際にお見せしますので、画像に掲載している間取り図を見ていただき、まずは間取り等が気にいるかどうか判断してもらえればと思います。

なお、この設計内容で工事をすると、建築費「税込約2,900万円（売主さんが設計した住宅の建築をしたことのある工務店さんの見積による）」と設計監理費「税込約320万円（耐震等級3相当の構造設計も含む）」がかかります（あらかじめ設計していることから、設計監理費は通常の設計に比べて安くなっているとのことです）。

また、建築前の地盤調査等の諸経費は別途になります。

つまり、土地の仲介手数料、地盤調査や確認申請料などの諸経費も含め、家づくりにかかる総費用は「土地代金+土地取得の諸経費+建築費+建築の諸経費+設計監理費」となり、概算の総費用は「税込6,800万円程」となります。

土地の募集ですが、ただ土地を売却するだけではない、新しい試み。

まずは興味を持っていただき、現地での説明や売主さんの設計内容のご説明などから始められればと。

ちなみに、建築条件付きではない土地での売買募集も行なっております。建築条件付きでご購入希望をいただけましたら、ほんのお気持ち程度ですが価格の交渉も可能とのことです。

気になった方はぜひ。