column 2011.4.26
 
 

「純に暮らす」その後 フォトレポート

武藤ふき子(東京R不動産/Antenna inc.)
 

以前、特集コラム「2010年この物件がアツかった!」でも取り上げた物件、「純に暮らす」。このたび住居兼アートギャラリーになったと聞き、さっそくお邪魔してきました! (今回は写真中心でお送りします。)

外観。塀の格子からチラリと中が見える。

貸し出し時はこんなでした。

現在。

木戸の門をくぐると、庭が出迎えてくれる。

本物件に入居した中村功さん、淳子さんご夫婦。

ベンチとテーブルは、もともとここに置いてあったものを、そのまま使っているとか。

縁側から庭を眺める。ちょうどこの日、門のそばにある桃色の花が咲き始めました。

1階廊下部分。玄関近くには、器の作品がキャビネットに入れて飾られている。

こちらは2階の和室。やっぱり畳っていいですね。なんだかとても落ち着きます。

竹に雀の飾り障子。このかわいさたるや。

2階の奥の部屋(青い扉の向こう)が、中村さん夫婦の住居スペース。

縁側や回り廊下、木枠の窓や波ガラスが嵌められたドア、飾り障子や寄木床......いたるところに昔ながらの建具が残っている、築50年を超える木造2階建ての日本家屋。家の一部をギャラリーにするにあたり、1階の床を張り替えたり、展示用の壁をとりつけたり、照明を整えたりと、結構大掛かりな改装が行われた。改装は知人の大工さん、昔からの友人らとともに自分たちでやれることはやり、コストを抑えた。

「この家の良さをわかってくれる人に使ってもらいたい」という思いがあって、R不動産にお問い合わせをくださったオーナーさん。そんな経緯もあり、今回古い民家をうまく利用してギャラリーにしたい、という中村さん夫婦の使い方は、とても喜んでくださっているようです。オーナーさん、たびたびギャラリーに遊びに来てくれています。

「Nakamura Arts」と名づけられたこの空間、ぜひ一度足を運んでみてください!

3月20日に行われたオープニングパーティーの様子。

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