「居宅」に登記変更する前でも住宅ローンって借りられるの

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もう銀行、行った? いや、実をいうとまだ。

なにやってんだ、と言われそうですが。

実はあの後まだ、電話での攻防戦が続いていたのだ。

いや、実際に窓口に行く前に、1点どうしてもひっかかることがありまして。

それは、

建物自体がまだ住宅じゃないのに、住宅ローンって、そもそも降りるのだろうか? ということ。 

前回も書いたけど、今僕が気になっている物件は 一戸建てもしくはマンションといったいわゆる住宅ではなく、

現在の登記が住宅・店舗となっている状態のビル。

正式な『住宅』になるためには登記変更を行う必要がある。

けれども、登記を変更するためには土地家屋調査士さんにその建物を見に来てもらって

「うん、確かに『住居』の仕様になっていますね」

という確認をもらって初めて可能となる

でもそれは、今このビルの中にはまだ付いていない、お風呂やキッチンといった生活機能を、改装によって整備した後でないと認めてもらうことができない

だが、そのビルを買った後でないと改装することはできない

でも、買うためには住宅ローンによる融資が下りてからないとできない 

でも、「住宅ローン」の融資を得るためには登記上、住宅になってないとできないんじゃ・・

あれ?

(?_?)

順序がわからなくなる。

というわけで、もう一度銀行に電話してみたのだった。前回電話したのと同じ銀行の同じ支店。 

「あの、前回電話した者なんですがもう一度わからない点をお聞きしたくて――

そもそも住宅でない建物に対して、登記変更する前に、住宅ローンを借りられるのでしょうか?」

電話口に出てくれた担当者の女性は 

「えー・・・ 少しお待ちください」

といって、どうも電話の向こうで上司に確認中の様子。

少しして、その担当女性が再び電話口に戻ってくる。

そして、僕が買いたいと思っている物件の内容について、2、3のことを改めてヒアリングを行ったうえで

-明日、またお電話してもよろしいですか? ちょっとお調べいたしますので。

ガチャン。そのときの電話はそれまでとなった。そして翌朝。


-ご返事が遅くなりまして失礼いたしました。 まず・・

その後、担当の女性が話してくれた内容を整理するとこんなところだ。

(1) 購入後、住宅にするつもりであっても現時点で「登記上」住宅となっていない「部分」に関して住宅ローンを適用するのは難しい 

今回の建物に関しては現状、居宅・店舗として登記されているが、店舗部分にあたる1階に関しては住宅ローンの対象外になるだろうとのコメント。

(2) 登記上は居宅・店舗であっても、現在の内情は全部事務所使用のこの物件。募集図面の間取り等から住宅として判断しえないなら(実際キッチンやお風呂などの生活機能 部分も取り払われてしまっている現状)、住宅ローンの対象とするのは難しい

見積書とか改装のプランがあればOKとなるのか? 聞いてみたが「うーん・・・」。たとえボロくても「今現在、住宅の体裁を持っていること」が大事、とのこと。

(3) 平米数の問題。土地の面積が40平米以上ないと土地の担保価値としても難しく、この点でもローンの審査上難しいことが予想される。

そこに住宅を建てたとしても狭小住宅になってしまうような土地だと価値が低くなってしまう、とのことだった。僕の物件は30平米台前半だった。


要は、


購入時点で、住宅として使われている物件でないものに、住宅を購入するためのローンはつけられない

と、いうことだ。


わかりました。カチャン。礼を言って、静かに受話器を置く。  


難しい、という言葉ばかりが僕の耳元でこだましていた。

<< ローンの可能性は? その1
「いくら借りられるか」どころか・・ >>

コメント(2)

初めてコメントさせていただきます。

検討されている物件、私もソソられます。。。

ところでとっくに検討済み、却下済みでしたらごめんなさい。
金利は高いけどノンバンクか、ス◯ガ銀行はどうでしょうか。
経営者というだけでも住宅ローンは厳しいのに難しい物件のようですから、借りられるところから借りてしまって、繰上返済を頑張られては!!

不動産営業をしていたので見過ごせませんでした。
惚れた物件なんて早々出会えないし、なんとか手に入れて欲しいです。
応援してます!!

以前もコメントさせて頂きました。

ご存知の通り、銀行によって、物件の見方や融資条件は異なります。

さらに、どの仲介会社から持ち込むかによっても変わってきます。

ボクは、融資実行後に改修を行った後、登記上、事務所から居宅に変更することを条件に銀行から融資を引張りました。

あとは、販売図面をいじってしまうとか?銀行担当者は現地を見たとしても、中までは見れませんので。

どうにでもなると思いますよ。

このブログについて

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こんにちは。東京R不動産の編集ディレクターをしている39歳Yです。ひょんなことから、住宅購入を検討することになってしまいました。 ほんとは家より絵を買うことの方に興味があるのですが……。これからどうなるかまだ予測がつきませんが、私のした体験を綴っていきますのでよろしくお願いいたします。 ほぼ毎週、月曜日更新の予定です。

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イラスト/吉村 淳

著者紹介

東京R不動産編集ディレクター・Y

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