なぜR不動産には築年数の古い売買物件が多いのか

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築27年の物件と築32年の物件があったとして27年はOKだけど32年はちょっと・・・、という方はたぶんそんなにいないですよね。

ん? うん。

新築の物件と築5年だと断然新築がいい、という方は多くいます。

う、うん。

つまり、同じ5年の違いでも物件価値の捉えられ方というのは全然違うものなんです。言い換えるなら、それによって値段の下落の仕方も違ってくる。

マンションの査定価格というのは築年数によってどう変わるか。

新築から築10~15年くらいまでかなり急激に落ちて、その後は下落率がだんだんゆるやかになる。

はい、こちら見てもらえますか。

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出てきたのは築年数別に見た平米単価の表。

これで見ると
たとえば僕の希望60平米の物件がおよそ、

築5年で 3180万 (平米あたり53万)
築15年で 1920万 (平米あたり32万)

その差1260万

かたや

築20年で 1740万 (平米あたり29万)
築30年で 1560万 (平米あたり26万)

その差は180万

えらい違いだ。


「東京R不動産で取り扱う売買物件には、築20~30年前後のものが少なくないんですが、その理由のひとつとして、ここまでくれば値段が落ち着いている、という長所はあるんです。

築20年の物件を買って10年後に売ろうという場合、さきほどの築5年と築15年の物件の間の価格差のような、購入時の価格と売る時の価格の間に圧倒的な隔たりがあるという状態にはならない可能性が高い。
当然、自己資金を追加で入れなければいけないと売れない、ということにもなりにくいわけです。」


それなりに築年を経た物件の方が、購入時価格と売るときの価格とのギャップは小さくなるわけか。


「それに、R不動産のお客さんはただでさえ、自己資金でリノベーションもされる方が多いので、売るときにさらに自己資金がないと・・という状態はできるだけ避けたいですよね。」


ためしに、上のデータと銀行のローンシミュレーターを使いながら、試算してみた。


(1) 築5年の物件を買った場合

物件価格は、3180万円。
そのために借りたローンの総額は物件価格×1.08(諸費用8パーセント分を加算)で、3434万円。
(前提/35年、変動金利、金利1.475パーセント)

10年後、物件を売ったとすると、
売値、すなわち築15年時点での物件価格は、1920万円。
だが、その時点でのローンの残高は2620万。

700万円のマイナス。繰り上げ返済をしていなければこの分を自腹で支払わなければいけないことになる。


ひー!


(2)築20年の物件を買った場合

物件価格は1740万、
ローンの総額は1880万円(1740*1.08)。

10年後、築30年で物件を売ったとすると、
売値は1560万、
ローンの残高は1440万。

120万のプラス! 


この差は大きい。

「もちろん、何年住んで売るかということでも状況は違ってきますし一概には言えないですが、中古物件はいずれ売ることを考えているなら値段が落ち着いてからのものの方が安全だということは言えるんです。ただし、売りづらいくらい古くなるまで持っていてしまうと、それはそれで厳しい状況もありえます。つまり、難しいですが買うとき、売るときの両方とも、『いい頃合』を見計らう必要があるんですよね。」


なるほどね・・

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このブログについて

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こんにちは。東京R不動産の編集ディレクターをしている38歳Yです。ひょんなことから、住宅購入を検討することになってしまいました。 ほんとは家より絵を買うことの方に興味があるのですが……。これからどうなるかまだ予測がつきませんが、私のした体験を綴っていきますのでよろしくお願いいたします。 ほぼ毎週、月曜日更新の予定です。

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イラスト/吉村 淳

著者紹介

東京R不動産編集ディレクター・Y