持ち家だから出来る

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事務所の夏休みを利用して同じR不動産の仲間が運営する新島の宿に泊まりにいってきました。

脱・東京の休日と言いますか。
(正確には新島は東京ですが)

38歳にしてサーフィンデビューし、

午後からは釣り、

釣った魚をsaro(サロー その宿の名前)で翌日の朝食で出してもらったりして

もう最高。

実は、なんか「東京以外」が楽しい気がします、最近。

次回からはイエカウも東京を離れてみようかな。 

そんなことを思いながら、前回のつづきをお送りします。


もともと工場だった古ビル一棟をアトリエ兼自宅として家族4人で暮らしていらっしゃる靴職人さんの元を訪れたときの話、後編。

(前回の原稿書いて以来、近所のバーの常連さんから「ミスター頭でっかち」と呼ばれてます・・屈辱)


自分で改装って、

仕事忙しいのにどうやってやりくりするんですか・・  

またしても腰引け気味なことを言ったところ、

「決めるんですよ。旅に出るぞ、くらいの気持ちで。

2、3ヶ月先のスケジュール帳に

よし ここの1週間と決めて

日を強引にあけて、子ども部屋つくるぞ! と」。

事実、3階にある子ども部屋は自作。

上のお子さんが学校に上がるタイミングでつくることにしたとか。

正月をはさんで2週間かけてセルフビルド。
部屋の扉、窓、ベッド、はしご、照明、勉強机等は友人に作ってもらった。


こっちの家で靴作りの仕事をし、

あっちの家で家つくり。

半年間はダブルで家がある状態で2軒を毎日往復しながら徐々に手を入れていったのだそうだ。


「素人のセルフビルド、そりゃあ一筋縄には行かない。

業者さんだって『できません』『やったことない』と最初戸惑ったり。

マンション買ってちゃちゃっとリフォームする感覚とは違う。
最初から出来合いでないから。

でも使いながら作るというのが、実は『百点』へ行ける唯一の道。

もちろんかなり失敗もします。それが又実は学びなのです。生活にも仕事にも人生にも役に立つ勉強。

必要があり手をかける。手をかければそこが快適に変わる。愛着もあるし長くつきあえる。

靴も、家も時間をかけて、いい感じにしていくんです。

今言えることは、苦労も試行錯誤も楽しい。

借り物でなく持ち物ならばなお楽しい。」


なんだかその方の口調があまりに静かなトーンなので(でも芯がある)、前回、今回とついモノローグ風になっちゃいました。

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このブログについて

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こんにちは。東京R不動産の編集ディレクターをしている39歳Yです。ひょんなことから、住宅購入を検討することになってしまいました。 ほんとは家より絵を買うことの方に興味があるのですが……。これからどうなるかまだ予測がつきませんが、私のした体験を綴っていきますのでよろしくお願いいたします。 ほぼ毎週、月曜日更新の予定です。

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イラスト/吉村 淳

著者紹介

東京R不動産編集ディレクター・Y