
家を買おう! となったとき旦那さんは会社を立ち上げて2年目のことだったが、
実際のところローンが通るかどうかは結構キワどかった、という。
僕もそうだったが会社設立して何年かは赤字も珍しくない。というか節税対策でそうしてる理由だってある。
だが、ローンが通らなかった方の銀行では、パラパラ・・と提出資料を見て、席をいったん外し、そして戻ってきた担当者がひと言「無理でしょうね」。あえなく撃沈だったと。
最終的には、もと在籍していた会社(親会社にあたる)の取引先銀行との信頼関係から、そちらの銀行で認めてもらえるに至り、無事ローン審査を通過、となったそうですが。
なんか、釈然としない。
自分の場合、
会社の社長さんなんですね~、すご~~い
と名刺を見せてちやほやされることがごくまれにあったりするけれど 、
(そして謙遜しつつも例外なく口の端は少しニヤついて歪んでいる)
(しかも実態は、吹けば飛びそうなちっぽけな会社なのだがこういう時そのことはあえて口にしない)
ことローンのことを考え始めると、一気にダメ男に降格させられる気分。
「勤続年数」という保証はないですけど・・・それが何か?
保証された人生なんてどこにもないんだよ。
保証された人生なんて人生じゃないんだよ。
と、例によって独り言モードに入って
取材中、ひとり勝手に(心の中で)ヒートしていたのですが。
目の前のご夫婦はというと、
知らなかったんですよね、
会社の業務状況とかそういうもの提出しなくてはいけないとか。
誰にでも貸してくれるものかと。(笑)
と、いたってマイペース。
なんだかこのお二人と話していると
どこかせこせこしてなくて
たぶんこの家と出会ってなかったら賃貸で暮らしていたかもしれないし、
まあ 巡り合わせだよね、というくらいの潔さがどこかある。
(だがその分決断するときもぐずぐずせず早かったそうです)
―― 他の家はご覧にならなかったんですか。
見るには見たんですけど
気持ちの高まりがなくて(笑)。
―― 貯金は。
あったんですよ、ちょうどそのとき。初期費用分をまかなえるくらいには。まあ、何とかやっていけるだろう、ならば行ってしまえ! と(笑)
―― 国立ってどうですか? 都心からそれなりに距離ありますよね。通勤とか。
最初は少し心配しましたが、全然大丈夫でしたね。どこに行くにも一時間強という感じですが、じゃあこの前に住んでいた江東区なら30分で済んだかというとそうでもない。45、50分とかかっていた。だから時間距離で考えるとそんなでもない。
しいて国立のマイナスをあげるとすれば、都心より2、3度寒いことですかね。
山に近いからかな。
なんだか思い出した。 中央線ってこういう平和さだった気がする。
(大学時代、武蔵小金井に住んでいた)



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