
にこり、と微笑みかけながら、しかし手数をかけずに、確実に話を詰めていくK君を見ていると、彼は不動産屋にならなかったら、きっと刑事にでもなっていたんじゃないだろうかと思うときがある。昔好きだったコロンボ刑事を思い起こさせる風情、とでも言おうか。
というわけで、前回からの続きです。
これは結構大事なことなので、聞いておきたいんですが。
Yさんは、今抱えているローンって何かありますか?
ホッ、ないよ。僕は10年この方借金はない男だ。貯金もないが。
でも、何で?
車のローンやら、カードローンやら、
もし何かしら今残っているローンがあると
住宅用に借りられるお金が大幅にマイナスになってしまう可能性が大きいんです。
つまり、こういうことです。
前回の話からすると年収×20~35%がその人の年間返済可能額だということでしたよね。
しかしもし、他に返済中のローンがある場合、例えば車のローンで年間●万円を返済することになっているとしたら、それを先ほどの額から差し引いた数字がその人の年間返済可能額となってしまうんです。
そして、それが一旦その人の年間返済可能能力とされてしまったら、
仮に35年で住宅ローンを返済するとして
35年間その年間返済可能額をもとに計算されるので、
実際には、車のローンを5年とかで返せるものとして、その後は年間返済可能額が「車のローン分減額されない」額になるはずなのに、「車のローン分減額され続ける」計算となってしまうわけです。
つまりは、借りられる住宅ローンのお金が大幅ダウンしてしまう、ということになる。
数百万、場合によったら1000万以上変わることも。
だとすると、返せるんだったら完済してから住宅ローンを申し込んだ方が圧倒的にいいですよね。
確かに。
ちなみに、消費者金融を使っている人は基本的に住宅ローンはNG。
いや、NGと言わないにしてもかなり厳しいと思った方がいい。
結構重要な注意点なので先に聞いておいたんです。
幸いにして、この点は大丈夫。
問題は、自己資金をどうするかだよなあ・・
しかしとりあえずは、
僕に買えそうな物件の一応の目安は、
「3000万円の物件」と仮定することが出来たわけなので、
この値段で、東京都心でどんな物件がありそうなのか、
次回は、それを実際にあたってみようと思う。



いつも なるほど。。と楽しく見ています。まるで自分の気持ちを代弁しているかのようです!
賃貸派と決めていたのに この所の住宅ローン減税や将来の消費税up等のニュースを聞いていると、今が買い時なのでは・・・とまんまと政府の政策にのっかってしまいそうな自分が恐いのですが。
税制面もちょこっとふまえてのネタもお願いします!